説明
深夜の安バー、灰皿に顔を埋めるまで飲み続け、くどくどと過去を語っている男。野卑な単語を使う酔いどれ詩人は、台所や食卓から見た男女関係の崩壊のようなテーマを得意とし、男の利己主義だが曲げられない欲望の悲しみを歌わせたら、右に出る者がないのではないでしょうか。
1. ずぶぬれの犬
2. 食卓
3. 隣人
4. この頃のビールの栓は手で開けられる
5. 引越
6. ホテルに戻って
7. 尻がそっぽを向く宿
8. いろいろよくよく考えると
9. 国会議員助手
10. 家
11. マストのてっぺんで