説明
フランスのディープ・サウスが面白い!
オクシタニアケザコ?”第7弾!
フォワグラ、誇り高き郷土料理、カスーレ、ボルドーワインetc
美味し国、オクシタニアの料理と音楽が一つに!
民俗楽器とポリフォニーとエレクロトニクスによるレシピ!?
ジョアン=フランセス・ティスネは、ピレネー山脈のふもとでスペイン国境と接するベアルン地方の主邑ポーで生まれオックの伝統音楽から、電子音楽までこなすマルチ・ミュージシャン。
ソロ作を含めて20数枚のアルバムに参加している彼だが、久々のこのソロ・アルバムは、彼が好きだというピンク・フロイド的手法でトラッドとエレクロトニクスを融合させようとした意欲作!
このアルバムで彼はそれに「料理」という大きな文化も調和的に融合してしまおうというのである。世界の食文化は数あれど、この南西フランスは世界有数の「美味し国」である。名産品にフォワグラ,誇り高き郷土料理にカスーレやガルビューラ,そしてワインの代名詞とも言えるボルドーをはじめ,名ワインのドメインがあちこちに広がっている地方である。ティスネの本アルバムはガスコーニュ地方とベアルン地方に伝わるお国料理を,そのレシピと音楽で紹介するというユニークなもの。
これは人を喰ったトータル・コンセプトアルバムである。曲の構成は先に料理のレシピが語られ(あるいは歌われ),その後にそのテーマにまつわるティスネのオリジナル曲またはトラッド曲が続く。
中世と田舎言葉と多彩な民俗楽器とポリフォニーとエレクトロニクス,これを総合して調味してハーモニーにするティスネの才能の凄さ!トラッド・ファンからエレクトロそしてプログレ・ファンまで、類をみないグルメなアルバム。ご賞味あれ!
1. ウストリア(牡蠣料理)
2. アンゲラ(うなぎ料理)
3. アステ(串焼き)
4. ガルビューラ(ベアルン地方のキャベツスープ)
5. 森鳩のサルミ(煮込み)
6. ガルフォ(ベアルネ風菓子)
7. エストファ(蒸し煮)
8. オラ・デウ・テ(お茶の時間)
9. クルスペット(揚げパン)
10. トマタ・ファルシダ(トマトの詰め物)
11. サウシッサス(腸詰め)
12. ポト・アラ・ガスコーニャ(ガスコーニュ風鶏料理)