ラ・リュー・ケタヌー
ア・コントルサンス

¥2,860 (税込)

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商品コード: ERPCD-17006 カテゴリー:

説明

ストリートこそが、俺たちのステージさ。

フロラン・ヴァントリニエ(ヴォーカル、アコーディオン、ギター他)
ムーラド・ミュッセ(ヴォーカル、ギター、パーカッション)

オリヴィエ・レイト(ヴォーカル、ギター、パーカッション)

ストリートから生まれた、ジャンプ&スウィングする3人組。
マノ・ネグラ、レ・ネグレス・ヴェルト辺りが好きな人に、
絶対お薦めのミクスチュア系ストリート・ミュージック!

パリの南郊外の演劇学校で出会った3人は、パフォーマーとしての実践を学んだ。3人は身につけたことを試しに街頭に出没する。カフェテラスや遊歩道に現れ、アコーディオンと生ギターだけの伴奏で、マイクを使わない大声で自作曲を歌い、寸劇で人々を魅了した。キング・オブ・ザ・ロードたちは野宿し、スクワット(旧倉庫などをアーチストたちが不法占拠して、住宅アトリエに改造した場所)を転々とし、貨車やヒッチハイクで町から町に移動する。カフェテラス、ビストロ、遊歩道、辻公園、そういうシーンで彼らはたくさんの「同業者」たちと出会う。ディケス、ロイック・ラントワーヌ、カルパット、パダム… 酔いどれ詩人アラン・ルプレストまで。

99年、ビストロで演奏していた3人を見ていた地方のソーシャルワーカーが、彼らをあのゼブダ(1990年代最も人気と影響力を持っていたバンドの一つ)の前座に呼ぶ。この夜から、ラ・リュー・ケタヌーは大道芸人からステージアーチストに転身するのである。

既にメジャーシーンで活躍していたアコースティック・レゲエバンドのトリオ(Tryo)との出会いを経て、3枚のアルバムを発売。レ・ネグレズ・ヴェルトやテット・レッドの直系の後輩という地位を得ていった。ワイルドで、シャンソン・ジャヴァで、ワールド(ツィガーヌ、フラメンコ、オリエンタル…)で、お祭り騒ぎ的なケタヌーの世界は、メイジャーの枠に収まることがなかった。

メンバーそれぞれのソロ活動を経て、2009年、ケタヌーが帰ってきた。メジャー会社の制約から解放されて、「自分たちですべてをコントロールして制作された最初のアルバム」(オリヴィエ)であり、再出発にふさわしい3人のエネルギーに満ちあふれた14曲。大道時代のケタヌーと変わらぬミニマルな楽器と3人の声のアクースティック・アルバムである。

ザクザクとギターがリフを刻む曲から始まるこのアルバムにはレゲエ、フラメンコ、サンバ、ミュゼット、ジプシー・スウィング、タンゴ…ありとあらゆる音楽の要素がゴッタ煮となって、聴く人に迫ってくる。彼らのエネルギッシュで、パンキッシュなアンサンブルは、ジャンルを軽く飛び越える。もちろん国境も。聴いて驚くラ・リュー・ケタヌーです。

1. トダス・ラス・ムヘレス
2. ジェルメーヌ
3. カラスの大将
4. 俺はおまえに約束できない
5. 命をとらえよう
6. おまえのキャバレー
7. 煙る思い
8. あの娘はきれい
9. 連れ去られる
10. サンパウロ
11. 地球を80周
12. その長い後ろ髪をこちらに向けて
13. 遠方からの帰還
14. 最後の冒険者たち

レーベル

オルターポップ