ジャン・コルティ
フィオリーナ

¥1,100 (税込)

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商品コード: ERPCD-11007 カテゴリー:

説明

★20世紀のアコーディオンの巨匠が、2009年に発売した話題のアルバムが廉価盤で再発。
素敵な仲間達と一緒に作った、いたずら好きなジャンならではの贅沢なアコーディオン・アルバム!
ミュゼット・ファン必聴。限定盤です。

「いたずらで愛らしい音楽。最高の不良じいさん。わたしもいつかこんな不良ばあさんになるわ!」中山うり

録音はジャン・コルティの希望で、昔と同じ、一発録りのダイレクト録音で行われた。そのせいで、歌い手がリズムや旋律にやや遅れがあったり、振り回されたりも、ダイレクト録音ならではのスリルである。生のシャンソンは、生のアコーディオンと同じく真剣勝負である。機械や多重録音技術で修正されることのない、ヒューマンな味わいである。目を閉じて聞けば、生の人間の呼吸や、古き良きパリの下町の姿が見えて来る、そんな録音である。

冒頭の「水道工事屋」でコルティは言う。「アコーディオンのことなんて、俺は何も言うことなんかない。もうこいつのおかげで俺はずいぶん前から文無しだ。もう50年以上もずっとだ。俺は違うぜ、俺は水道工事屋さ」。愛情も憎しみもあろうが、やっぱり愛情である。のこぎりで蛇腹を切ることなど、ジャン・コルティにはできるわけがないのである。頑固でお茶目なジャンに感謝。左官屋になってくれなくて、本当にありがとう。(解説より 向風三郎)

盟友ジャック・ブレルのためにジャンが作曲した永遠のスタンダードから、ジュリエット・グレコらのシャンソン佳曲まで、トマ・フェルセン(!)、オリヴィア・ルイーズ(新譜が初登場1位を記録して大ブレイク中)、ラシッド・タハ(おお!)、アラン・ルプレスト(最後の酔いどれ詩人)ら個性派歌手と共演!

とにかく驚くのは、ジャンのアコーディオンがとにかく元気!生き生きとした音色を聴いていると、思わず嬉しくなってしまいます。

■曲目
1. イントロ:俺は水道工事屋さ
2. マドレーヌ (歌:トマ・フェルセン)
3. ジョリー・モーム (歌:オリヴィア・ルイーズ)
4. アンデシーズ
5. 底なしに飲む男 (歌:ロイック・ラントワーヌ)
6. 牡牛 (歌:ジャンヌ・シェラル)
7. 巴里祭
8. アコーデオン弾きレオン (歌:クリスチャン・オリヴィエ)
9. ゲッチンゲン (歌:ローラ・ラフォン)
10. イディル 牧歌
11. ブルジョワの嘆き (歌:アラン・ルプレスト)
12. 老人たち (歌:ザザ・フルニエ)
13. ラ・バルカロール 舟歌
14. 優しきフランス (歌:ラシッド・タハ)
15. ステファニー
16. フィオリーナ 小さな花 (歌:ジャン・コルティ)

※2009年に発売されたアルバム『ジャン・コルティ/フィオリーナ』(ERPCD-17007)の廉価盤再発です。

レーベル

オルターポップ