コラ・ジャズ・バンド
オール・ブルーズ

¥2,750 (税込)

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商品コード: AFPCD-36328 カテゴリー:

説明

メンバーが変わっては急逝し、ゲストを加えて拡大、進化し続けるこのグループを聴くと、音楽がやはり楽しむためにあるものであり、また聴くことによって理不尽なことが多い日常が途端に楽しくなるものでもあることを痛感します。グルーヴも癒しなり。(ピーター・バラカン)
ジャズでも、アフロ・ポップでもない。ピアノとコラとパーカッションが織りなす、即興と興奮のアンサンブルが帰ってきた!
メンバー・チェンジ、そして新メンバーの急死を乗り越えて、コラ・ジャズ・トリオが新たなサウンドをひっさげて、コラ・ジャズ・バンドとして再出発!
ゲストにマヌ・ディバンゴ(マリンバ)、アンディ・ナレル(スティール・ドラム)、そしてオマー ル・マルケス(ティンバレス)らを迎えたこの新作を聴けば、彼等の意気込みと挑戦がヒシヒシと伝わってくる。 コラの鬼才と呼ばれたジェリムサ・ジャワラが抜け、早くからコラのマエストロと呼ばれていたソリバ・クヤテが参加。2010年8月には、新作の録音も終了。さあ、これからという矢先に突如ソリバ・クヤテが急死。まだ47歳という若さだった。
今回のアルバムは、オリジナル曲のクォリティの高さはもちろんのこと、カヴァー曲も実に秀逸。マヌ・ディバンゴの軽快なマリンバが印象的なマイルス・ディヴィスの「オール・ブルーズ」で始まり、ティト・プエンテの代表曲(そしてサンタナでも知られる)「オジェ・コモ・バ」ではアンディ・ナレルのスティール・ドラムが冴えわたります。意外なところでは、サリフ・ケイタ最大のヒット曲「マンジュー」のカヴァーもあります。そして最後は、リターン・トゥ・フォーエヴァーの曲としてあまりに有名な「スペイン」(チック・コリア作曲)のカヴァーで、コラの音色が、時にフラメンコ・ギターのような哀愁感さえ感じさせる秀逸さです。
もちろん今回も、オリジナル・メンバーであるアブドゥライ・ジャバテ(ピアノ)とムサ・シソコ(パーカッション)が手がけた曲も見逃せません。特にアブドゥライ作曲「バネク」のメロディの美しさ、そしてムサ作曲「スク=パパイェ」のカリブ海のパーカッション・アンサンブルを彷彿とさせる躍動感は素晴らしいの一言です。さらにネルソン・マンデーラに捧げられた曲もあります。
現在コラ・ジャズ・バンドは、あらたにコラ奏者のヤクバ・シソコをメンバーに迎え、ライヴ活動を再開しています。
■曲目
01. オール・ブルーズ
02. クマ
03. バネク
04. マディバ
05. オジェ・コモ・バ
06. エワニェ
07. カタリナ
08. マンジュー
09. スク=パパイェ
10. スペイン

レーベル

オルターポップ