説明
ゴージャスかつエレガント!
マルチニックの若大将トニー・シャスール率いる
総勢21人のビッグ・バンドが繰り広げる
フレンチ・カリビアン・マジック!!
■これはもう、最高にご機嫌なグループの登場だ! マラヴォワ、サキヨのメンバーとして来日したこともあるマルチニックの若大将トニー・シャスール率いるビッグ・バンド、ミジックオペイ MIZIKOPEYI(「故郷からの音楽」という意味)の最新アルバム。
■総勢21名(ホーン・セクションだけで12人!)からなるミジックオペイは、2006年に結成され、2008年にデビュー作“De Racines et d’influences”を発表。そして、これが待望のセカンド・アルバムとなります。
■フレンチ・カリブの伝統的パーカッションに、ビギンやマズルカそしてコンパなどのポピュラー・ダンス・リズム、それにニューオリンズ・ジャズのホーン・アレンジをプラスしたという彼等のサウンドは、素晴らしくオリジナルなもので他に類をみない。そのスウィングするサウンドとトニーのクルーナー・タイプのヴォーカルが見事なハーモニーを聞かせてくれる。
■まずマルチニックを代表するヒット曲(マラヴォワやデデ・サン=プリの曲など)をメドレーにした①でノックアウトされるはず。変化に富んだアレンジ、切れのよいホーン・セクション、そしてトニーのいなせなヴォーカルで彩られた8分弱は凄いの一言です。次に注目して欲しいのは、クラブ・ミュージックからも注目されているマルチニック出身のミュージシャン、アンリ・ゲドンの曲をカヴァーした⑦でしょう。素晴らしいホーン・アレンジにのって、ノスタルジックなアレンジが施されたインストゥルメンタルなビギン・ナンバーで、バンドの実力が遺憾なく発揮されています。そして元マラヴォワのヴォーカリストだった、ピポとトニーのデュエットでマルチニックの女性の美しさを歌った⑨では、NY出身でヨーロッパで活躍するジャズ・ヴォーカリストのアレン・ホイストがご機嫌なスキャットも聞かせてくれるなど、このお洒落かつクールなセンスは、他のカリブ海の音楽では味わえない醍醐味。聞いていると心躍り、身体が自然と揺れてくる…。まずは聞いてみて下さい。納得してもらえるはずです。
マラヴォワやティエリー・ファンファンが気に入った人には絶対のオススメです!
曲目:
1. メドレー・ペイ
2. 心を開いて
3. ジュウェ・バ・ヌ
4. シ・ベル
5. ダコー
6. 変化を見つめて
7. あの山を越えて
8. 優しい恋人たち
9. シャビーヌ
10. 友達なんかじゃない
11. 家族の将来
12. もう一度