説明
村山政二朗×Eric La Casa
パリの公共空間でフィールド録音された二人のコラボレーション作品!
長らくフランスに住み、現在は日本に戻って活動するドラマー / パーカッショニスト / ヴォイス・パフォーマーの村山政二朗。一方のEric La Casa は、サイトスペシフィックな、その場所に特化した即興的要素の強いフィールド録音をおこなうことで名高いフランスのサウンド・アーティスト。
ふたりは2000年代後半から、いくつものプロジェクトを共同で手がけている。
本作は、2012年1月6月にかけて、公園、地下鉄の駅、道路などパリにある公共の空間に、
ふたりでポータブル・レコーダーを携えて出かけていき、同じ場所で同時間帯に La Casaと村山がそれぞれ別個におこなった録音を編集して、12トラックを制作。録音時の村山は、頻繁に独特のヴォイスを絞り出す。
この非日常の異様なヴォイスが、公共の空間に溢れる雑多で活気ある日常の環境音に忍び込み、
奇妙なアクセントを生み出している。
TrackList:
part 1 (empty space) 1:11
part 2 (playgrounds) 6:20
part 3 (quais de la Seine) 5:51
part 4 (corridors) 6:39
part 5 (ring road) 6:00
part 6 (empty space) 2:51
part 7 (stations) 6:41
part 8 (events) 4:12
part 9 (gardens) 6:18
part 10 (site buildings) 6:12
part 11 (empty space) 1:44
part 12 (empty space) 0:51