説明
▼2014年アメリカのオースティン・ケルティック・フェスティバルに正式招待された、TOKYO発実力派アイリッシュ・ミュージック・グループ、デビュー作『Love & Freedom ラヴ・アンド・フリーダム』(roisin001)に続く待望の2ndアルバムが早くも登場!
▼ケルト神話に出てくるティル・ナ・ノーグとは「常若(とこわか)の国」。収録曲[9] The Rattlin’ Bogがまさに早口言葉的な遊び歌で有るところから、古典落語「寿限無」になぞらえ、”JUGEMU”と名付けられた。
▼この2ndアルバムでは中村のアコーディオンや大渕の歌が大きくフィーチャーされ、さらに一歩、新境地に踏み出した彼らのアンサンブルはまさに無敵! 無尽に拡がるグルーヴとメロディに酔って下さい。
■曲目:
1. The Trip To Sado/The Finnish/The Cuil Adoha
2. Beare Island/The Exile Of Erin/Ramnee Ceilidh
3. Will You Go, Lassie, Go?
4. The Old Flail/The Orphan/Taylor Bar,4pm
5. The Roscommon / Woman Of The House / The Foxhunter
6. The Newry Highwayman
7. Seanamhac Tube Station / Helvic Head / Banish Misfortune
8. Moving Cloud/Lady Anne Montgomery/Eileen Curran
9. The Rattlin’ Bog
10. Pipe on the hob / Castle Kelly / Otter’s Holt
◆演奏曲目について◆
1. The Trip To Sado/The Finnish/The Cuil Adoha
アコーディオンとフィドルによるポルカ。ノリのよいリズムがアルバムのファーストチューンを飾ります。
2. Beare Island/The Exile Of Erin/Ramnee Ceilidh
独特なギターのリフのスローリールから始まり、テンポアップして軽快なリールに。パブでのクラックの詰まったダンスチューン。
3. Will You Go, Lassie, Go?
野花咲き誇る山の麓で、愛する人の為に家を建てよう、もし彼女が居なくなってしまっても、僕はまた別の誰かを見つけるだろう。シンプルだけど泣かせるスコットランドのラブソング。
4. The Old Flail/The Orphan/Taylor Bar,4pm
O’Phanのバンド名のもととなったThe Orphanという美しいメロディのジグを含むゆったりとしたセット。
5. The Roscommon / Woman Of The House / The Foxhunter
アイリッシュミュージックのダンスチューンの醍醐味の詰まったアコーディオンとフィドルによるアップテンポなリールのセット。
6. The Newry Highwayman
17歳の時に貰った嫁さんをいつも着飾らせてあげたくて、あちこちで追い剥ぎをやっていたけれど、とうとう捕まって処刑されてしまったという、なんともユニークな歌。
7. Seanamhac Tube Station / Helvic Head / Banish Misfortune
中村のアコーディオンをメインにフィドルが絡んでゆくジグのセット。
8. Moving Cloud/Lady Anne Montgomery/Eileen Curran
疾走感あふれる大渕のフィドルをメインにリズミカルなリールのセット。
9. The Rattlin’ Bog
沼地に木があり枝があり小枝があり巣があって卵の上に鳥が居て羽にノミがくっついてて,,,という歌詞が徐々に増えていくアイリッシュフォークソング。
10. Pipe on the hob / Castle Kelly / Otter’s Holt
ゲストに長年アイリッシュセッションシーンを支えるギタリスト深江健一を迎えフィドル、アコーディオン、ギター、バウロンとアルバムの最後にふさわしいリールのセット。
【O’phan オーファン】
2012年に結成されたトラディッショナルアイリッシュミュージックグループ。都内アイリッシュパブでの定期的な演奏活動のほか、海外アーティストの日本ツアーをバンドでバックアップ等もこなす実力派揃い。また、メンバーがそれぞれが海外のフェスティバル等に出演しており、日本国内だけでなく海外でも高い評価をえている。
▶大渕愛子(Fiddle,Vocal)
17才の時に初めて耳にしたアイリッシュフィドルのCDに衝撃をうけ、独学でマスター。卓越したセンスと技術で聴衆を魅了する彼女のスタイルは、既に国内の数々のアイルランド音楽グループにおいて実証済み。2012年O’Phan参加時より取り組み始めたパブソングやバラッズでの彼女の歌声の評価も高い。
▶中村大史(guitar, bouzouki, accoridon)
音楽家。様々な楽器を使用して演奏・作編曲する。様々なグループのメンバーや個人として、アイルランド音楽の演奏・普及活動に取り組んでいる。舞台への演奏出演、映画やTVアニメ音楽の録音参加、シンガーソングライターやバンドのサポート演奏等、多岐に渡った活動を展開している。
▶長濱武明(Bodhran)
1992年初めて訪れたアイルランドで、アイルランド音楽と特有の打楽器であるバウロンに魅了される。以来、十数回に渡り渡愛。現地の伝統音楽を学ぶとともに建築空間デザインの実務も経験。国内におけるバウロンプレーヤーの第一人者として演奏活動をする他、プロデューサーとしてアイルランド音楽のネイティブプレーヤー・ダンサーのコンサートやワークショップを主催している。