説明
★新たにベーシストが参加して(キーボード奏者が脱退)発表された2ndアルバムは、まさにエチオピアン・ハードコア!
プログレ的展開にエッジの効いたサウンドは、キング・クリムゾン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、デッド・ケネディーズらを彷彿とさせる。
2016年最初の衝撃作はこれだ!
★約3年振りに届いたユーカンダツの2ndアルバム『アウォ Awo』(”Yes”という意味)はまさに衝撃的!
キーボード奏者のフレッドが脱退して、かわりにアフリカ音楽などワールド・ミュージックにも詳しいプログレッシヴ・ロック音楽を演奏していたベーシストのブノワ・ルコントが参加。
サウンドは一気にロック&グルーヴ色を強め、プログレッシヴ・ロック的アンレジも横溢。
演奏曲は”エチオピアのアイドル”と称されたトラフン・ゲセセの持ち歌が多いが、今回始めてオリジナル曲も披露(ギタリストのダミアン作曲⑥)。
シャウトするアスナケに、うねり旋回し続けるヘヴィーなサウンド。
PLAY IT LOUD!
■曲目:
1. SÉWOTCH MEN YELALU 彼らは何と言うだろう
2. TCHUHETÉN BETSÈMU 私の叫びを聞いてくれたら
3. LANTCHI BIYÉ きみのために
4. ENDÉ IYÉRUSALEM エルサレムのように
5. GELA GELA ゲラ・ゲラ
6. AMBASSEL TO BRUSSEL(1) – WUBIT – AMBASSEL TO BRUSSEL(2) アンバセ ル・トゥ・ブリュッセル(1) – ウビット – アンバセル・トゥ・ブリュッセル(2)
【ユーカンダンツ UKANDANZ】
■ユーカンダンツは、2010年にエチオピアのカリスマ歌手アスナケ・ゲブレイエスと、ジャズ〜パンクのフィールドで活動をしていた4人のフランス人ミュージシャンが結成した混成グループ。
■メンバーはヴォーカルのアスナケ・ゲブレイエス、ギタリストのダミアン・クリュゼル、サックスのリオネル・マルタン、ドラムスのギレン・メイ、キーボードのフレッド・エスコフィエ。
■そのきっかけは1999年にエチオピアの首都アジス・アベバで、ダミアンとエチオピア音楽の黄金時代(1960〜70年代)の復刻シリーズ”Ethiopique”のプロデューサーであるフランシス・ファルセトに出会った時まで遡る。
■70年代のエチオピア音楽を、ジャズ〜ロック〜パンク的アレンジで昇華させた衝撃的サウンドで、欧米で話題となる。
■2012年にデビュー作となる『イェチャラル』を発表。
■ミュージック・マガジン誌2012年ベスト・アルバムのワールド・ミュージック部門第三位に選ばれ、2013年にはスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドに出演するために来日。富山、福岡、東京で公演を行う。
その後キーボードのフレッドがグループを脱退。代わりにベーシストのブノワが参加し、よりロック&グルーヴなサウンドが強化された。