説明
時には爽快な疾走感、時には素朴な歌心。
4人のアンサンブルが伸びやかに花開く。
日本のケルト/アイリッシュ音楽シーンを代表するガールズ・バンドの新作は、格段にスケールアップ!!
♥結成当時から現在でも数少ないアイリッシュ・ガールズ・バンド。
華やかさと力強さを併せ持つ、ゴリゴリの”男前”サウンドで人気上昇中。
4人の自由な発想から生まれたオリジナル楽曲は、高く評価されている。
特にこの新作では、メンバーと縁のある土地から影響を受けた楽曲も多く、彼女達の個性がさらに際立っている。都内のアイリッシュ・パブでも活動中。
■曲目:
1. そして終電
2. Traveling Camel
3. Garden Reel
4. Binary Star
5. すだちのふるさと
6. 阿波おどり Set
7. Sentaro’s Waltz
8. かんぱいポルカ
9. 冬将軍
10. はじまりの街
about きゃめる
メンバー全員、東京藝術大学音楽学部楽理科卒。在学中は同大学ケルト音楽研究部に所属、中でも気の合う4人が自然と集まり「きゃめる」が誕生した。バンド名は、全員楽理科の「楽」・一緒に演奏していて「楽」しい・気兼ねせず「楽」・ということで「楽だ!→らくだ→きゃめる」と、名付けた。その名には「音楽を世界中へ運んで旅するバンド」という意味も込められている。
2012年ミニ・アルバム『きゃめる』を発売し、瞬く間に完売(現在ホームページにてデータ形式で好評販売中)。2016年にはアルバム『Op.1』の発売を記念して長野県、徳島県、山口県でのライブツアーも開催した。現在は都内アイリッシュパブを中心にライブ活動をおこなっている。
◯Fiddle 酒井絵美
東京藝術大学音楽学部楽理科卒、同大学院音楽研究科音楽文化学専攻(音楽民族学)修了。
現在、同大学演奏藝術センター教育研究助手、東京大学教養学部TA。
アイリッシュ音楽ユニット「tipsipúca」、ノルウェー音楽デュオ「ノルカルTOKYO」、アラブ古典音楽ユニット「ムシカ・アラビーヤ」などで活動している。
アントニン大学(レバノン)留学をきっかけにフィドル奏法の調査・研究にのめり込み、近年は度々ノルウェーを訪れるという音楽民族学者な一面も。共著に、西尾哲夫、水野信男 編著『中東世界の音楽文化〜うまれかわる伝統』(スタイルノート 2016年9月23日発行)
◯Whistle 高梨菖子
東京藝術大学音楽学部楽理科、及び、 東京音楽大学作曲指揮専攻(映画・放送 音楽コース)卒。
幼少時からピアノ、ソルフェージュ、作曲を学ぶ。 藝大在学中、同大学のケルト音楽研究部にて ティンホイッスルと出会い、アイリッシュパブや ライブハウス等での演奏活動を始める。
藝大卒業後は、主に「きゃめる」、「tipsipúca」 のユニットで活動し、アイルランドの伝統音楽 だけでなく、自ら数々のオリジナル曲も手がけ、 演奏している。
アイルランド音楽以外のジャンルでは、自主制作 映画への楽曲提供なども行っている。
◯Bodhran 成田有佳里
アメリカ合衆国ニュージャージー州生まれ、湘南育ち。東京藝術大学音楽学部楽理科卒。
3歳よりピアノをはじめ、6歳よりソルフェージュ、作曲を学ぶ。10代より民族音楽への興味を深め、大学入学時アイルランド伝統音楽の生演奏に感銘を受けてバウロン、コンサーティーナプレイヤーとなる。アイルランドにて現地プレイヤーとのパブセッションを経験。
現在は主に、アイリッシュ音楽ユニット「きゃめる」、「豆のっぽ」、「oriental irish giris power」で活動。アイリッシュ音楽の作曲、ラジオ番組へ楽曲提供も行っている。
◯Bouzouki 岡皆実
山口県出身。東京藝術大学音楽学部楽理科卒。現在、同大学音楽学部非常勤講師。
幼少時よりピアノをはじめ、エレクトーン、作曲を学ぶ。
大学入学時、同大学のケルト音楽研究部にてブズーキと出会い、その音色の美しさと楽器の珍しさに心惹かれ、日本でも数少ない女性ブズーキストとしてアイリッシュ音楽ユニット「きゃめる」、「酒場の音楽隊(現:みつみかん)」を中心に演奏活動を始める。
在学中より『音楽を身近に!』をモットーに、アイルランド音楽の演奏活動以外にも、地方でのオペラ公演やワークショップの開催などに力を入れ、その活動は現在でも多岐に渡る。