里アンナ Tsumugiuta 紡唄

¥2,037 (税込)

在庫切れ

商品コード: ANNA-001 カテゴリー:

説明

2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」メインテーマに歌で参加! その圧倒的な声と歌唱力で
聞く者の心を惹きつける里アンナ。そんな彼女が、全編ふるさとの奄美の島唄の演奏と唄を
ひとりでやり遂げたアルバムが『紡唄』です。
●今まで7枚のアルバムをリリースしており、全曲が島唄というアルバムも2枚発表していますが、
すべてをひとりでやっているというのは今回が初の試みです!
●アルバム・タイトルの『紡唄』は、祖父から紡がれた唄、そして次世代に紡いでいく唄という
意味を込めてつけたそうです。3歳より祖父に奄美の島唄を習い、その後島唄の大会で数々の賞
を受賞した才能は折り紙付きですが、島唄だけでなく、ポップスやジャズなど様々なジャンルを
歌いこなしてきた経験が、彼女の歌声に新たな艶を与えています。最近は、ミュージカル
『レ・ミゼラブル』のファンテーヌ役でもお馴染み、その活躍の場を広げています
●そんな里アンナが、自らの原点回帰ともいうべき奄美の島唄を三線と竪琴を弾きながら歌っている
のが本作です。紡いでいく唄のイントロダクションは、沖縄から海を渡り流れ着いた『山原』。
唄が歌い継がれていくイメージを波の音と奄美の竪琴で表現し、踊り唄をあえてスローテンポ
にしアカペラでコーラスアレンジされています。
●ピンと張った声で小節を巧みに回し、沖縄のそれとはまた違った独特な味わいを持つ奄美の
島唄を存分に聞かせます。しかし、歌い口はくどさなど全く無い実に素直なもので、自然に
引き込まれます。「精霊が宿る声」と称された里アンナの歌声を耳にすると、目の前に奄美の
自然が広がると言われていますが、波の音をバックに歌った2曲目「長朝花」や、アカペラで
歌った13曲目の「俊良主」は、ナチュラルな心地よさの中に古から伝わるものを感じさせてくれます。
●そして、カセットに録音されていたすでに故人である祖父、恵純雄の在りし日の歌声と里アンナ
が5歳の時の歌声も収録されています。プロの歌手だったわけではないが、あの盲目の伝説の
琴弾き語り唄者、里国隆から唄を習ったという、祖父の歌声は力みが一切なく、見事の一言です。
さらに5歳の里アンナにもびっくり。もちろん幼児の声ですからかわいらしいのですが、そこには
後年の姿を伺わせる凄味が見え隠れしています。
●2015年6月3日にアルゼンチンの異才のネオ・フォルクローレ・アーティスト、マリアナ・バラフ
の東京公演へゲスト参加。共演を果たしています。

曲目表:
1. 山原(やんばる) 編曲:里アンナ
2. 長朝花
3. あんちゃんな 唄:里アンナ 五歳
4. 朝花
5. 黒だんど
6. ヨイスラ
7. 糸くり
8. 請けくま慢女
9. かんつめ
10. 行きゃんにゃ加那
11. 綾蝶 作詞:中村民郎 作曲:坪山豊
12. 俊良主 唄:恵純雄(祖父)
13. 俊良主