デイヴィッド・キンブロウ・ジュニア
ラスト・レコーディングス (CD)

¥2,750 (税込)

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商品コード: DOLC-1009 カテゴリー:

説明

現代ミシシッピブルースの最重要人物、最期の録音。
父であるジュニア・キンブロウの未発表楽曲も含む渾身の演奏を収めた、
不遇の巨人のドキュメンタリー。

ミシシッピ北部の伝説的なブルースミュージシャン、ジュニア・キンブロウの息子であり、昨年7 月に亡く
なったギタリスト、デイヴィッド・キンブロウ・ジュニアは現代のブルースシーンで最も才能に溢れミュージシャンの一人だった。父のスタイルであるコットン・パッチ・ソウル・ブルース (ジュニア・キンブロウが
確立した、R&B やソウルの影響を強く受けたミシシッピ北部特有のブルース・スタイル) を継承しながらも
アーバンなR&B のテイストを加えた彼のスタイルは唯一無二であり、シーンの中でも絶対的な存在感を放っ
ていた。一方で二度の投獄を経験し、晩年は癌と闘うなど彼のキャリア自体は決して恵まれたものではなく、生前にリーダー作としてリリースされたアルバムは僅か3 枚である。

本作はそのような不遇の巨人デイヴィッド・キンブロウ・ジュニアが、アメリカの伝統音楽の現在をアナロ
グ録音でドキュメントし続けているレーベル、ドルセオラ・レコーディングスのもとに遺した、生前最期の録音である。レコーディングは2017 年10 月に彼の自宅のフロント・ポーチで行われ、彼の楽曲や父であるジュニア・キンブロウの楽曲など計8 曲が録音された。そしてその中には、ジュニア・キンブロウが作曲しながらもこれまで世にでることの無かった楽曲『Say You Don’t Love Me』も含まれている。歌とエレキギターのみというシンプルな編成ながら、演奏は力強さと繊細さを併せ持った渾身の内容だ。

なおドルセオラ・レコーディングスのYouTube ページで公開されている本作のトレイラーは、デヴィッド
の最初期のプロデューサーを務めたエイドリアン・ピンソンと、実弟であるロバート・キンブロウ・シニアのインタビューを交えつつデヴィッド本人の魅力を垣間見ることが出来るものとなっている。

レーベル

Dolceola Recordings