説明
弦楽器奏者として異なるジャンルで長年活動してきた向島ゆり子 (ヴィオラダモーレ)、波田生 (ヴィオラダモーレ)、酒井絵美 (ハーディングフェーレ)の
三名により結成された共鳴弦トリオ「SonaSonoS(ソナソノ)」の1stアルバムが完成。
主にバロック時代に活躍した古楽器”ヴォオラ・ダモーレ”と、ノルウェーの伝統楽器である”ハーディングフェーレ”という、世界的にも極めて稀な組み合わせで共鳴擦弦楽器の豊かな響きや可能性を追及する意欲作。例えば3曲目「雨粒」のまるでエフェクターをかけたかに聞こえる音は実は生音で、共鳴弦があってこそのもの。また11曲目の自宅録音も全くエフェクターなしの生音だが、共鳴弦によるリバーブ効果が感じられるだろう。本アルバムではオリジナルの楽曲に加え、各地域の民族音楽などを独自にアレンジした全11曲を収録。
*共鳴弦とは・・・弓などで直接弾かれるのではなく、弾いた弦の振動によって共鳴するためにだけ備えられた弦のこと。豊かな響きを出すために重要な役割を果たす。
■収録曲
1.Long long ago はじめに
2.Stffansvaisa fian Norrland ステファンの歌
3.rain drops 雨粒
4.Baarle-Nassau バーレナッソー
5.Carolan’s farewell to music 音楽への別れ
6.affair in istanbul イスタンブールのめぐり逢い
7.Morning birds 朝のさえずり
8.prayer 祈り
9.E du ei, Springar etter Olav Hstabo オー・ドゥ・アイ
10.kolomeyka コロメイカ
11.Yes,we’re drinking! はーい、呑んでます!
■演奏
向島ゆり子 五弦ヴィオラダモーレ
酒井絵美 ハーディングフェーレ
波田生 ヴィオラダモーレ
■共鳴弦トリオ SonaSonoS(ソナソノ) プロフィール
バロック時代に流行した古楽器「ヴィオラダモーレ 」とノルウェーの伝統楽器「ハーディングフェーレ」を組み合わせ、共鳴擦弦楽器の可能性を追求している。オリジナル作品に加え、各地の民族音楽、古楽から現代曲までを独自のアレンジで演奏し、新たな音楽の地平を切り開くことを目指している。グループ名はエスペラント語で「響く音」の意。