説明
瑞姫(たまき)の浪曲アルバム第二弾!!
古典落語の名作「鰍沢(かじかざわ)」が、浪曲となって蘇る。騙す熊の薬売りの女房おくまと、江戸の大工新助の命は如何に?節芸の第一人者・浪曲師瑞姫の華麗な節が雪の甲州路に舞い降りる!
■収録曲
1. プロローグ~雪しまき 01:40
2. 浪曲 鰍沢 35:33
3. エピローグ~春のなごみ 01:36
口演 瑞姫(TAMAKI)
曲師 虹友美(NIJI TOMOMI)
■瑞姫プロフィール
東京都江戸川区出身。大学卒業後、アパレルメーカー勤務を経て、1993 年浪曲師二代目東家浦太郎に入門。「太田ももこ」の芸名で修業を重ね、97 年 4 月東京芸術劇場で名披露目公演の成功で注目を集め、テレビ・ラジオにも多数出演するとともに、浅草木馬亭や横浜にぎわい座、国立演芸場等を始めとし全国の舞台で積極的に活動を展開。
公演活動のほか勉強会の開催、浪曲教室講師も務めつつ、浪曲への飽くなき可能性への探求心から、浪曲劇や人形劇、新作落語やコントとのコラボレーション、音頭や甚句など諸芸への挑戦を続ける。そして、更なる高みを目指して女流浪曲の第一人者松平洋子に師事し、2011 年名を「瑞姫(たまき)」に改め、より次元の高い浪曲の実現に向けて取り組んでいる。2022 年「令和 4 年度第 77 回文化庁芸術祭」に参加。12 年頃から浪曲の源流を学ぶため、貝祭文の第一人者である二代目櫻川雛山に師事し、江州音頭を、19 年 3 月から河内音頭を節芸の最高峰といわれる山中一平に指導を受け、本場大阪の盆踊りやすみだ錦糸町河内音頭大盆踊りに出演。
2020 年には、1st アルバム『河内音頭 櫻川と黒鷲 ~ 幡随院長兵衛傳より』、2022 年には、初の浪曲フルアルバム『ホームグラウンド』(「浪曲関取稲川重五郎江戸日記」、「浪曲亀甲縞治兵衛」
収録)をリリースした。