説明
孤独に寄り添う夜の歌。夕方の歌。一日。終わりに、ひとりの時に。
関西を拠点に活動するJAZZシンガー・田中智子とJAZZピアニスト・渋谷毅の共作の第二作目!
淡々とした、渋谷毅のピアノだけをバックにオリジナル楽曲を渋谷の絶妙なアレンジで歌い上げる、田中智子の独特な音世界が繰り広げられている。彼女が生み出す歌詞を含め、おおらかでいて繊細さもみせるその表情が魅力的であり、歌う事への喜びがタップリと広がっていて、伝わって来るものが存分に感じられる。(地底レコード 吉田光利)
■演奏:
作詞・作曲・歌 田中智子
ピアノ編曲・演奏 渋谷毅
プロフィール:
■田中智子(たなかともこ)
4歳でピアノに触れ、10代後半に大阪を拠点にハードロックバンドに参加、自作曲を作りライヴハウスに出演し始める。
20歳を期に一旦活動を停止。2003年より再開し、現在に至るまでフルアルバムを3枚作発表。
2003年秋より週末の外人Bar弾き語り等をはじめ、ローカルに活動を再開、2013年から全国ライヴハウスツアーを始め弾き語り中心に年間150本以上のライヴを行っている。
2013年10月、Wb船戸博史氏を中心としたメンバーで全自作曲「日にち藥」を発表。2015年12月、渋谷毅氏とのデュオアルバム全自作曲「46回転」を発表。
■渋谷毅(しぶや・たけし)/ピアニスト、作曲家 プロフィール
1939年東京生まれ。東京芸大作曲科に学ぶ。
ジョージ川口、沢田駿吾グループなどのメンバーとして活動、同時に作曲家として、歌謡曲、映画、CMなど数多くの作品を手がける。 1975年に自己のトリオを結成する。1980年代後半よりは渋谷毅オーケストラを中心に活動。 1999年からはデューク・エリントンの作品をレパートリーとするグループ「エッセンシャル・エリントン」の活動も活発で、二枚の作品を発表している。 また、ヴォーカリストからの信頼も厚く、浅川マキを初めとする数多くのヴォーカリストのセッション、レコーディングに参加している。 近年は作曲家としてNHKの『おかあさんといっしょ』『てれび絵本』等の幼児番組に多くの作品を提供していることでも知られ、 また映画『嫌われ松子の一生』(2006年)の音楽を手がけて日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞している。
■収録曲:
1. 夢の小舟
2. 花電車
3. ハックルベリー
4. 七色の虹に向かって
5. 月と消しゴム
6. 凪
7. 素か玄
8. 7秒の忘れもの
9. どしゃぶり
10. 幸福の概念