西迥
『落研/学園春歌考』(書籍)

¥2,420 (税込)

発売日:2022年2月27日

商品コード: 978-4-907872-34-2 カテゴリー: タグ: ,

説明

※この商品は書籍となります。

なぜ大学の落語研究会の仲間たちは春歌が好きなのか/面白がるのかを探り、笑いを誘う庶民芸能の延長線上に位置する春歌の魅力を解き明かす。またその歌詞から、日本語の修辞テクニックを読み取り、春歌が洒脱な言葉遊びに基づく、庶民の誇るべき文化であることを学術的に検証した。ラジオやテレビで放送することのできない、謂わば裏の大衆音楽史

■目次

緒言
第1章 言葉遊びの文化
第2章 春歌の仲間たち
第3章 大学生による歌集
第4章 日本語の修辞法
第5章 春歌の特徴
第6章 春歌傑作選
第7章 龍谷大学の学生ソング
集辞

■西迥 (にし はるか)プロフィール
1950(昭和25)年、札幌市に生まれる。県立奈良高等学校、
龍谷大学文学部を卒業。1974年から2000年まで、月刊誌の編集部に勤務。
著書に『声に出して唄おう 日本の春歌』(雄山閣)がある。
また林家彦六著『正蔵世相談義』(一声社)の談話筆記に携った。