説明
― 歌とギターで聴く 谷川俊太郎・谷川賢作のうた ―
透明な詩情と、清新な響きを湛えた瑞々しいアルバム。
本作のタイトルにもなっている「たんぽぽのはなの さくたびに」をはじめ、
「さようなら」「はくしゃくふじん」「よるのようちえん」「猫を見る」等々、
谷川俊太郎・谷川賢作による名作の数々を収録。
谷川賢作自身がこのアルバムのために書き下ろしたギター編曲も必聴。
武満徹のうた、ギターソロ等を含む全15曲。
また本作はメゾソプラノ歌手である波多野 睦美の初プロデュース作品となる。
「ひらがなのことばを、ひらがなのように、てのひらをひらくように、彼女の声はそっとほうっていく。」
「なつかしさもあれば、まばゆさもある。詩も歌も、すぐそこにいて、聴く人のうちに咲く。」
「歌は好きな人に歌われるとき、とてもしあわせな顔をする。」
（青澤隆明氏による解説文より）
■演奏
鈴木絵麻（歌） Emma Suzuki
徳永真一郎（ギター）Shin-ichiro Tokunaga
閑喜弦介(ギター) Gensuke Kanki
谷川賢作（ピアニカ／アンデス） Kensaku Tanikawa
■収録曲
谷川俊太郎 作詩 谷川賢作 作曲・編曲
１．けいとの たま
２．たんぽぽのはなの さくたびに
３．よるのようちえん
４．ゆっくりゆきちゃん
５．猫に見られる
６．猫を見る
山田耕筰 作曲 閑喜弦介編曲
７．中国地方の子守歌
武満徹 作詩・作曲 閑喜弦介編曲
８．小さな空
９．翼
谷川俊太郎 作詩 武満徹 作曲 閑喜弦介編曲
10．昨日のしみ
中田章 作曲 武満 徹 編曲
11．早春賦
谷川俊太郎 作詩 谷川賢作 作曲・編曲
12．さようなら
13．アイリーン
14．はくしゃくふじん
15．夜はやさしい
― ひとりで寝るのがこわい子のための子守歌
