堀嵜菜那
スコッピ

¥2,200 (税込)

発売日:2024年8月4日

商品コード: HRP-03 カテゴリー:

説明

どの既存の形式にもおさまらない鋭く批判的な奏法と、それに背反するさらっとして可笑しいメロディーが各地でインパクトを残している堀嵜菜那の2作目のソロアルバム!

2019年発表の『壺』で、どの既存の形式にもおさまらない鋭く批判的な奏法と、それに背反するさらっとして可笑しいメロディーが各地でインパクトを残しているシンガーソングライター、堀嵜菜那による、2作目のソロアルバム。 密室で一つ一つの音を研ぎ澄ませて作られた結晶が前作なら、『スコッピ』は、作曲から録音まで、わだかまりなく自由な意思で発されたアイデアやためらいや判断がそのまま作品に散りばめられ、一貫した愉しさを帯びており、そのぶん、歌を異様に成り立たせる堀嵜持ち前の頑固っぷりもさらに発揮されている。録音はツバメスタジオの君島結とギタリストでもあるStudio#333の山内弘太が担当。ゲストにジョンのサンからしわしわ、立石草太、madoが参加。堀嵜菜那と山脈のメンバーである杉山明弘(DOIMOI,ログメンetc.)、亀山佳津雄(teasi etc.)と共に制作し2021年に発表された「崩落」も収録。

ーーーーーーーーーーーーー
「スコッピに寄せて」
真夏のさなかにいるわたしは、このアルバムを聴きながら、冬から春にかけての季節のなかに飛びこんでいた。匂い、温度や湿度、風の冷たさ、日差しの柔らかいあたたかさ、そこにかつて、たしかにあった時間。自分の記憶じゃないのに、たしかにあった時間として思いだしている。 しかも一日の記憶じゃなく、たくさんあった日々のこと、嫌なことも良いことも。でもなんだか、他人の記憶なのにやたら居心地がすごくいい。その時間の中にいさせてくれありがとうという気持ちになる。 やさしさと朗らかさに包まれながら、真夏の部屋でお気に入りの椅子に座りながら聴いています。 ーー清原惟(映画監督)
ーーーーーーーーーーーーー

■収録曲
1.灯り Torch
2.ニューシューズ New Shoes
3.スタンプラリー Collecting Stamps
4.崩落 Perfect Communication
5.新しいルビ New Name
6.横顔 Face In Profile
7.参列 Sannretsu
8.春 Long Night
9.ティッシュ Tissue
10.ちてん Chitenn
11.ストレート Straight

■演奏
堀嵜 菜那 Vocal, Electric Guitar
ゲスト:
しわしわ Casiotone (Track 2,3,7,9)
立石草太 Guitar(Track 3,7), Electric Piano(Track 2,5,9)
mado Vocal(Track3),Rhythm Machine(Track 2,3), Drums(Track 7,9)

■堀嵜菜那 プロフィール
2015年夏、エレキギターで弾き語りを始める。2019年に1stソロアルバム「壺」を発表。
2023年に堀嵜菜那と山脈1stアルバム「ただの動き」を発表。また、金子由里奈監督作「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」、2024年清原惟監督作「すべての夜を思いだす」の劇伴を担当したジョンのサンにも参加。極力同時に最大3か所しか押さえない自分コードでなんとかやってる。

レーベル

HAPTIC PERCEPTION