説明
これほどまでに野心的かつスピリチュアルなプロジェクトがあっただろうか?セネガルではユッスーに並ぶ人気歌手チョーン・セックが、セネガル〜インド〜フランスを旅して録音。シタール、ウード、サントゥールなどの楽器アンサンブルとチョーン・セックのコブシが描く音楽曼陀羅がここに!
<野心的かつスピリチュアルなプロジェクト —VIBRATIONS>
<神秘的飛翔 —LIBERATION>
<モザイクのように光が差し込んでいる —LE MONDE>
その憂いを帯びた声は一度聞いたら忘れられない。1970年代後半にオーケストラ・バオバブのリード歌手として一世を風靡。その後自らのグループを率いて国民的人気を得ている。
グリオの家系に育ち、幼い頃から自分の周りにはアラブ音楽やインド映画があり、大きな影響を受けてきた。そんな彼の東方志向を、西アフリカきっての敏腕セネガル人プロデューサー、イブライム・シラと、フランス人プロデューサーのフランソワ・ブレナン(サリフ・ケイタの作品でもお馴染み)が、全面的に打ち出したアルバムを制作。パリ、カイロ、マドラス(チェンナイ)で録音を重ねて完成させたのがこの『オリヤンティシム』。
インドやエジプトの人女性歌手とのデュエットあり、ンバラのリズムとエジプト風ストリングスの組み合わせあり、そしてもろインド風ありと、組み合わせのユニークさ、音の面白さは群を抜いています。
ユッスー・ンドゥールも同時期の録音で『エジプト』(グラミー賞のワールド・ミュージック・アルバム賞受賞)というアルバムがありますが、聞き比べて頂ければこちらのアルバムに軍配をあげる人の方が多いはず。それほど魅力的なアルバムです。
2006年に発売されたアルバムの廉価盤再発です。
1. シウ
2. アサーブ
3. ジリム
4. バッラーゴ
5. ドゥーム
6. マンミニョウル
7. ヤイ
8. ウォヤティナ
9. ブレン・ジゲウル
10. ムハマドゥ・バンバ
11. ムハヒブ
12. マペンダ