説明
ターラブのディーヴァは、元気なお婆ちゃんだった!
大変お待たせしました。懐かしさとワクワクするような快感をもたらす、”ザンジバラ・シリーズ”第三弾!今回紹介するビ・キドゥデ(本名ファトマ・ビンディ・バラカ)は、70歳代後半とも90歳代とも言われる、ターラブ音楽の生き証人。まさに「音楽遺産」「人間国宝」級の女性歌手。
第二次世界大戦以前の、古き良きターラブ音楽を受け継ぐ彼女の歌は、時に「浪花節」のようにも聞こえる。彼女の記憶に留められた歌は、日常生活に必要な生きる術やトピカルな出来事、そしてセクシャルな内容のものまで、一曲一曲が人生の縮図のよう。
このアルバムは彼女が2005年にヨーロッパ最大のワールド・ミュージック・エクスポであるWOMEXにおいて、最高の賞を受賞した記念盤。
1980年代からグローブスタイルはじめ、いろいろなレーベルに残してきた録音、そして最新録音までを収録したまさにベスト・オヴ・ビ・キドゥデ!
今年の7月には<東京の夏2007>をはじめ、全国公演も決まっているターラブを代表する楽団カルチャー・ミュージカル・クラブと一緒に来日も決定。今年の夏は極上のターラブ音楽が日本を揺らしそうです。
1. アルミナドゥラ
2. ベルー
3. ハイフ(ハイファコリル)
4. キジティ
5. ムソンド
6. ジュア・トカ(太陽よ昇れ)
7. ヤ・ライティ(残念ながら)
8. ムホゴワ・ジャンゴンベ(ジャンゴンベのカッサバ)
9. パキスタニ
10. スフバイヤ・ダイ(恋する者の嘆き)
*ビ・キドゥデは2013年に亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
*このアルバムは、2007年に発売されたアルバムの廉価盤となります。