説明
コロコロと転がるようにフレーズを刻むギター、
どこまでも軽〜くリズムを刻むベースとドラムス、
スウィートにキメまくるヴォーカルとコーラス、
このメロウなトロピカル音楽を聴かずに死ねるか!
アフリカ東海岸からインド洋の島々にかけて広がるスワヒリ文化圏で育まれた極上のハイブリッド・ポップ・ミュージックを紹介する“ザンジバラ・シリーズ”。ターラブの老舗バンドから、NHKでドキュメンタリー番組まで制作されたディーヴァ、ビ・キドゥデなどが話題ですが、そのの第五弾が発売になります。
内容は第三弾『ウジャマー』(AFPCD-36323)に続く、タンザニアのダンス音楽の魅力が詰まっています。
『ウジャマー』は1960年代の人気バンドを集めていましたが、今回は1970年代後半から80年代初めに録音された、まさに黄金時代のダンス音楽が楽しめます。収録されているのは、ミリマニ・パーク・オーケストラ、ダル・インターナショナル・オーケストラ、ヴィジャナ・ジャズ・バンドの3バンド。
この時代はコンゴ(当時はザイール)のいわゆるリンガラ音楽全盛期にあたり、タンザニアやケニアでもそれぞれ独自のリンガラ音楽が華開いていた。
まるでパーカッションのように自在にフレーズを弾き出すベースにどこまでも軽くリズムをキープするドラムス、ゆる〜いホーン・セクション。そしてスウィート&メロウなヴォーカルとコーラス。曲の途中でリズムがチェンジして、テンポアップする瞬間のスリル。永遠に続くかと錯覚すしそうな、ジワジワと熱くなるダンスパート。そのまろやかさと清々しさは聞いていて、心地よいの一言です!
1. ムリマニ・パーク・オーケストラ / ヴィサ・ヴィメニチョーシャ
2. ダル・インターナショナル・オーケストラ / ババ・アンナ
3. ムリマニ・パーク・オーケストラ / カシム・アメフィリシーカ
4. ダル・インターナショナル・オーケストラ / ルファニ・ヤ・キフォ
5. ムリマニ・パーク・オーケストラ / タクシー・ドライヴァー
6. ムリマニ・パーク・オーケストラ / タラカ・ヤ・ハシラ
7. ダル・インターナショナル・オーケストラ / ウズリ・ワ・アシリ
8. ムリマニ・パーク・オーケストラ / ナワシュクル・ワザジ・ワング
9. ヴィジャナ・ジャズ・バンド / ニリタカ・イウェ・シリ
10. ダル・インターナショナル・オーケストラ / ムワナ・アシャ・ウジンガ