説明
アルバム1曲目「マダム・ラムール」のライヴ動画です。
インド洋の”真珠”レユニオンからパリへ。
パリで生まれたサウダージ感溢れる、
シャンソン・クレオール。
溢れる詩情、ノスタルジックな優美さ…
アコースティックでスウィングするリズムに、コリンヌの可憐で小鳥のようなヴォーカルが、聴く人の心を解き放つ。アコーディオンやトライアングルの音色も心地良い、そっと抱きしめたくなるような音楽。
ティパリの始まりは、個性も音楽的経歴も感受性もまったく違った二人の出会いであった。
インド洋の真珠と呼ばれるレユニオン出身の女性歌手コリンヌ・ツイ=チは、郷愁と優美さと詩情を帯びた風景を表現するために、歌唱と作詞の道を選んだ。
レユニオン島のクレオール語で書かれるその歌詞は、光と影の合間に、インド洋に浮かぶ島々の文化の豊かさとその独自の個性を浮き彫りにする。
ベーシストで作編曲家のケヴィン・レヴェランは、中近東のメロディーとアフリカのリズムが混ざり合った音楽環境で、自らを磨いてきた。ワールド・ミュージックを熱愛する彼は、厳格さと創造性を併せもったオリジナル作品を展開していった。
この二人のミュージシャンの共通の意志でティパリは3年前に誕生し、発見と熱中と驚きと出会いと分かち合いに満ちた道を拓いていこうとしている。
この道をより豊かなものにするたけに、二人はさらに4人の同伴者の参加を呼びかけた。フランシス・アルノー(カホン、パーカッション)、ジゼラ・ラザナジャトヴォ(バック・ヴォーカル)、フレッド・スール(パーカッション、メロディカ)、タオフィク・ファラー(ギター)の4人はこのようにしてバンドに参加し、ティパリの独創的で密度が高く光りに溢れた音楽的世界を作り上げることに大きく貢献している。
01.マダム・ラムール
02.生きていること
03.私の心
04.ゼリー
05.この苦い味
06.みんな一緒に
07.緑の小道
08.私の国
09.この女の子
10.私を連れて行っておくれ
11.あたかも…