説明
今ジャズで最も面白いのがワールド・ミュージックの要素を取り入れたものだと、以前から感じていたのですが、アフリカ人独自の発想によるジャズがこのグループで新たに誕生。前作から大きく前進したこの新作は愛聴盤です。(ピーター・バラカン)
「ジャズ」を超えたアフロ・ポップ・グループ第二弾!
セネガル出身のピアニスト、アブドゥライ・ジャバテとパーカショニストのムサ・シソコ、そしてギネア出身のコラ奏者ジェリ・ムサ・シソコからなるコラ・ジャズ・トリオ待望のセカンド・アルバム。緊張感溢れる即興演奏が、グルーヴ感溢れる繊細なサウンドを作りだす。オリジナル曲を中心に、セロニアス・モンク[5曲目]やシャルル・トレネ[10曲目]の曲などもカヴァー。コラ・ジャズ・トリオの音楽は、アフロ・ポッ・ファンはもちろんのこと、ジャズ・ファンまで納得させてしまう存在感と刺激に満ちています。
■アーティストについて
<アブドゥライ・ジャバテ>
セネガル出身のピアニスト。国立音楽学校で学んだ後、ジャズに傾倒。サリフ・ケイタのバンドのピアニストとしても知られ、マヌ・ディバンゴモリ・カンテらとも共演。コラ・ジャズ・トリオのリーダーでもある。
<ジェリ・ムサ・ジャワラ>
ギネア出身のコラ奏者。伝統的なスタイルはもちろんのこと、サルサやフラメンコまで取り入れた独自のコラ・サウンドを追求。ボブ・ブロッズマンとの競演盤『オーシャン・ブルーズ』(オルターポップ)も話題。
<ムサ・シソコ>
セネガル出身を代表するパーカッション・ファミリーの一人。伝統的なスタイルはもちろんのこと、その幅広い音楽性でピーター・ゲイブリエル、トゥレ・クンダ、マヌ・ディバンゴらとも競演。
1. ジャメ DJAME
2. フォリ FOLLY
3. スヌガル SUNUGAL
4. ダジュ DADIOU
5. リズマニング RYTHM’NING
6. シンディ SINDI
7. ンナ N’NA
8. セヨ SEYO
9. テランガ TERANGA
10. ラ・メール LA MER
11. ヤカル YAKAR
12. ジャンヤ DJANYA
