説明
<エレクトロニクスと融合したスチールパン・ミュージックの進化系!!>
町田良夫の通算三作目となるアルバム。スチールパンとコンピューター(Max/MSP)を中心に構成された本作は、前作「Hypernatural#2(2001, softl music)」の中で用いられていたゴング・サウンドの楽曲をさらに発展させた形になっており、町田が近年ヨーロッパツアーなどで試みているライブ演奏が主体となっています。変則チューニングされた自作スチールパンの美しくオーガニックな倍音やミニマルな奏法、Max/MSPのプロセッシングによる変調された複雑なリズムが、ハイブリッドな響きを奏でています。また、異色の楽曲「Hana Mambo!」では、ユーモアあふれるロボットコーラスがリズムにのって歌い、エキゾチックな雰囲気をかもし出しています。本アルバムのテーマである「花」の不思議な生態や美しさ、輝き、南アフリカの一年に一時だけすべての種類の花が咲く特異な場所、Namaqua(ナマクア)や、香りについての曲が、エレクトロニクスなテクスチャーとして十二分に表現されています。ギターでfourcolorこと杉本佳一(minamo、fonica)、エレクトロニクスの安永哲郎(minamo、voima)が参加。透明感あるエレクトロ・アコースティック・室内楽を展開 しています。
町田良夫: Amorphone#2, スチールパン、スチールギター、ライブ・エレクトロニクス(Max/MSP) / 杉本佳一: ギター / 安永哲郎: エレクトロニクス
曲目
1. pollen (花粉)
2. ¡hana mambo!(ハナ・マンボ)
3. namaqua I, II, III, IV(ナマクア)
4. a small flower(スモール・フラワー)
5. fragrance I, II(フレグランス)
6. poppy(ポピー)