説明
＊アイルランドの人々が心に書き残した誇り、喜び、嘆き、愛を歌う＊
＊やさしくも凛とした奈加靖子の世界＊
アイリッシュ・トラッドをこよなく愛するヴォーカリスト＆ハープ奏者、奈加靖子の新作が完成！
甘く澄んだ歌声と素朴な演奏に心癒されるケルト音楽ファン必聴のアルバム！
アイルランドの伝統音楽をこれだけナチュラルに歌える日本のアーティストは他にいるだろうか？子供の頃（10歳）からこのジャンルを歌い始めたというから驚き！！だからこそ自然と身に付いたピュアな歌声と表現力で唯一無比な魅力を湛える、奈加靖子のセカンド・アルバム！何といっても魅力は清らかなミルキー・ヴォイス！その歌声は北欧の妖精とも言われた、アバのアグネタを彷彿とさせるほど美しい。
シンプルな伴奏にのせて愛情たっぷりに歌う「キャリックファーガス①」、「アイルランドの子守唄⑤」、「モリー・マローン⑨」、アコーステックなケルテック・アンサンブルとピュアな歌声が美しい「麦を売った娘②」、ショーン・オコナーのゲール語による詩の朗読をフィーチャーした「アメージング・グレイス③」、切ない歌声が胸を打つバラッド「シー・ムーブド・スルー・ザ・フェア⑦」、軽快で踊りたくなるような「アイル・テル・ミー・マー⑧」、囁くように歌う「麦の穂をゆらす風⑩」、アイリッシュ・ハープの独奏でしっとりと聴かせる「エレノア・プランケット④」。ヴァラエティーに富んだ選曲で、奈加靖子の魅力が遺憾なく発揮されている。また、彼女がアイルランド音楽を歌う道しるべとなった「ダニー・ボーイ」は、英語ヴァージョン⑥と自身で歌詞を付けた日本語ヴァージョン⑪が収録されている。アイルランドへの一途な愛情を感じさせる温もり溢れる作品！
1. Carrickfergus（キャリックファーガス）
2. The Maid That Sold Her Barley（麦を売った娘）
3. Amazing Grace（アメージング・グレイス）
4. Eleanor Plunkett（エレノア・プランケット）
5. That’s An Irish Lullaby（アイルランドの子守唄）
6. Danny Boy（ダニー・ボーイ）
7. She Moved Through The Fair（シー・ムーブド・スルー・ザ・フェア）
8. I’ll Tell Me Ma（アイル・テル・ミー・マー）
9. Molly Malone（モリー・マローン）
10. The Wind That Shakes The Barley（麦の穂をゆらす風）
11. 丘の上にて ～ ダニー・ボーイ ～
（※日本語歌詞：奈加靖子）
＜ 奈加靖子（なかやすこ）＞
元宝塚歌劇団花組。退団後上京、商業演劇の世界で舞台女優・ダンサーとして活躍する。
1994年よりボーカリストとしてライブ活動を行う。
1998年、子供の頃から慣れ親しんでいたアイルランド音楽を本格的に始める。
その後、伝統的な歌唱法を学ぶために、アイルランドへ短期留学。
また、アイリッシュハープ、アイリッシュダンスを学び始める。
2007年アルバム「Windfall」でダイプロ・エックス（ビクター）よりメジャーデビュー。
元リバーダンスメンバーTaka Hayashi氏との共演など、アイルランドのイベントに多数出演。
アイルランドの魅力を伝えるイベントを企画及び出演。
日本ケルト協会会員。
【参加メンバー】
＊奈加靖子 Yasuko Naka：Vocal、Irish harp
＊永田雅代 Masayo Nagata：Piano、Reed organ、Toy piano、Percussion、others
＊中村大史 Hirofumi Nakamura：Guitar、Bouzouki、Accordion
＊大久保真奈 Mana Okubo：Fiddle
＊高梨菖子 Shoko Takanasi：Whistle
＊小沢あき Aki OzawaA：Guitar
＊塙一郎 Ichro Hanawa：Additional Guitars
＊ショーン・オコナー Sean O’Connor：Poetry Reading
＊大森ヒデノリ Hidenori Omori：Fiddle ( 2.3.5.)
奈加靖子さんの歌声を初めて聴いたとき、アイルランドでも自国の伝統音楽をこんなにピュアに歌えるひとは少ないなと驚きました。アイルランドの伝統音楽は市井のひとたちの音楽なので、ちょっと聴く限りでは誰でも歌えそうに思えますが、さにあらず。歌の背景に広がる豊かな自然や、そこに暮らすひとたちの情を心に刻んだうえで、初めてちゃんと伝わるのだと思います。（解説より抜粋）
★松井ゆみ子（フォトエッセイスト アイルランド料理研究家）
