説明
コラの名手、故ジェリマディ・シッソコとトゥーティ・サキビラの子として1967年バ マコに生まれたジェリムーサ・シッソコ(徒名はバラケ)は、7歳の時に父の指導で コラを習い始めた。ごく若い頃からジェリムーサ・バラケ・シッソコはバマコの様々 な地区で、結婚や宗教祝祭の宴で演奏していた。初めて舞台の上に立ったのは1978年 のことだった、そして1981年に、格式あるマリ国立器楽アンサンブルに、父の後継者 として入団。1988年にマリの名女性歌手カンディア・クーヤテの伴奏者となるため に、同アンサンブルを退団。それ以来、世界中のステージで休むことなく演奏活動を続けている。コラは「アフリカのハープ」と呼ばれたりするが、半割りにしたふくべの実の中身を 取り除いて乾燥したものを共鳴胴として使っている。その共鳴胴にはヤギか羚羊の革 を貼ってある。この胴に堅木で作られた柄が取り付けられる。弦は通常21本だが、そ れより多いものもままあり、弦は柄から張られ、中央の駒を経由して胴体につながれ る。柄の両側に2本の棒が取り付けられていて、演奏者はそれを両手の薬指と小指の 間にはさんで楽器を2本手で支えられ、残りの指はすべて弦を弾くことになる。
2002年に発売したアルバムの廉価盤再発です。
1. ラディアバ
2. ロンターニャ
3. ジェリヤ
4. ムーソ・テケ・ソナイエ
5. ニャバガ
6. クゥールトゥーケレファ
7. モリジョ
8. ジョヨロ
9. ソリ