Drakskip (ドレクスキップ)
鼓動する足 Thrill of Being

¥3,300 (税込)

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商品コード: Drak-007 カテゴリー:

説明

前作の2015年から5年、とうとう新作が完成。
スウェーデン留学で得た全てを、3人の音楽に昇華させた6枚目は
ドレクスキップの目指す方角へ、しっかりと踏み出す第一歩。

自分たちが魅了され続けている北欧の伝統音楽とは、いったい何なのか。 年間100本以上のライブを行う”ライブバンド”として活動してきたドレクスキップですが、 それを休止してでも「いま行くべき」と、北欧への音楽留学に踏み切ったのが2015年。 祖父から父へ、父から子へと受け継がれてきた音楽を、より深く理解するため、フロントをつとめるメンバー2名が渡瑞しました。 演奏技術の習得はもちろんのこと、現地の自然や気候、人々のくらしを肌で感じたことは、北欧伝統音楽の根源をとらえる重要な糧となりました。 
帰国後は、留学で得たものを自分たちの音楽に昇華させることに集中するため、ライブを行わない時期も続き、編成も変わりました。 しかしそれらは、北欧伝統音楽のエッセンスを吸収し、独自の音楽を探求するために必要な変化でした。 こうして完成させたアルバムが、10/10にリリースする『鼓動する足』です。 
トラッド・アレンジ3曲を含む全10曲、ドレクスキップの今を感じていただく一枚。 言語の壁を越えて世界中の人にドレクスキップの音楽を伝えるため、 各楽曲のタイトルは日本語、英語、スウェーデン語で表記しました。 結成から14年、「ようやく地に足がついた」自信作です。

■曲目
01 歩行する動物 | The First Breath on Earth | Det Första Andetaget på Jorden
02 隣の季節 | A Witness of Blossom | Blomningens Vittne
03 マールンの教会 | One Year in Malung | Ett År i Malung
04 光の回折 | Golden RippleGyllene | Krusning
05 極夜の足音 | Midnight Footsteps | Fotsteg vid Midnatt
06 鳥の世界 | A Life with Wings | Fågeln
07 時を結ぶ | Strings of TimeTidens | Strängar
08 過ぎ去る景色 | The Turning World | Fortsätta
09 雷鳥狩り | Huntsman | Jägaren
10 新しい朝 | The New Chapter | Gryningen

<Drakskip Profile>
2006年    京都で結成
2009年4月 1stアルバム「北向く風見鶏」リリース
2009年11月 「 世界のCMフェスティバル」大阪厚生年金会館大ホール 出演
2009年12月 アイルランドの「アルタン」来日時にロビーコンサートを担当
2010年 9月 ラブリーホール主催「かわちながの世界民族音楽祭」出演
 ノルウェー「VALKYRIEN ALLSTARS」と共演
2010年12月 スコットランドの「LAU」のオープニングアクトを務める
2011年4月 2ndアルバム「星と人」リリース
2011年9月  京都会館ワンマンライブ「集まれ、1000人の輪!」を成功させる
2012年4月 フィンランド「FRIGG」来日公演でオープニングアクトを務める
 3rdアルバム「 それでも舵を取る」 -リリース
2012年6月 スウェーデンの音楽家、ヨーラン・モンソン氏と共演
2012年7月 北欧遠征、フィンランドとスウェーデンの4つのフェスにて演奏
2012年12月 FinalFantasy25周年トリビュートアルバム「Thanks」に参加

北欧伝統音楽の新たな可能性を探求し、日本と北欧を結ぶ道の先を描くアコースティック・トリオ。 そのサウンドは躍動的、時に前衛的でありながらもどこか懐かしい。 北欧伝統楽器のニッケルハルパとハーディングフェーレ、そして12弦ギターという珍しい組み合わせから紡ぎだされる旋律は、土地や世代を超えて様々な人の共感を得ている。
  2006年の結成以来、京都を拠点に東京、名古屋、北海道~九州まで日本各地のホール、ライブハウスからカフェ、野外イベントまで屋内外の様々な場所での演奏経験を積み、幅広い年齢層の支持を得ている。朝日放送「LIFE~夢のカタチ~」にて活動が紹介され、ラジオ出演、新聞・雑誌への掲載、テレビ番組のBGMで楽曲が流れるなど、メディアへの登場も数多い。 2011年9月、客席数1000人の大舞台・京都会館第二ホールで自主企画ワンマンライブを成功に収め、2012年 7月にフィンランドとスウェーデン計4都市の伝統音楽フェスティバルにて演奏、本場でも高い評価を得る。その北欧ツアーでの経験を大切に汲み取り、北欧伝統 音楽に正面から向き合った4thアルバム『新しくなる世界-The World Heading There-』を2013年にリリース。2014年7月、再びスウェーデンの音楽フェスに出演し、現地で交流を深める。 2015年には国内の北欧音楽アーティストと共作した5枚目のアルバム『Bifröst -虹-』をリリース。平安神宮で行われた紅しだれコンサート2015、日本最大級の音楽フェスFUJI ROCK FESTIVAL2015にも出演。 2019年からは弦楽器編成での活動を開始。ドレクスキップの音楽が日本と北欧の架け橋となるべく精力的に演奏活動を行っている。

<Drakskip member profile>
榎本 翔太(ニッケルハルパ)
スコットランドで少年期の8年間を過ごす。ヴァイオリニストだったが、北欧音楽に出会い、ニッケルハルパ奏者に。 スウェーデンの民族音楽コースで学び、奏法のみならず文化への理解を深めた。

■ニッケルハルパ
起源は14世紀と言われるスウェーデンの伝統楽器。キーを押さえ音程を変える。 メロディを弾くための4本の弦以外に、12本の共鳴弦が張られているため、ホールで演奏しているような豊かな音色が特徴。

野間 友貴(5弦ヴィオラ、ハーディングフェーレ)
バンドの作曲・編曲を主に手がけるバンドの主宰者。 1年のスウェーデン留学を経て、北欧の様々な伝統楽器・民族楽器にも精通している。名古屋音楽大学卒業。

■ハーディングフェーレ
ノルウェーの伝統楽器。演奏弦と共鳴弦が張られ、複雑なハーモニーを作り出す。
■5 弦ヴィオラ
スウェーデンの現代楽器。ヴァイオリンの音域までカバーしている。

浦川 裕介(12弦ギター)
北欧独特のギターチューニングを駆使する、稀有な12弦ギター・プレイヤー。
ドレクスキップサウンドの土台を支える。

■12弦ギター
一般的なギターは6 弦だが、その名の通り12弦=倍の数の弦が張られているギターで、やわらかく広がりのある音色が特徴。 ドレクスキップでは、通常のギターとは異なった特殊なチューニングを施し、北欧伝統音楽に最適な響きを追求している。

レーベル

Skip Records