説明
台の上に置いた四枚の板を、二人が棒でつつくだけ。バスク幻の楽器と言われたチャラパルタが、遂にそのヴェールをぬぐ。シンプルにして複雑、スピリチュアルかつインプロヴィゼージョンに満ちたアンサンブルは、聴く人の心に静かな衝撃を与えるはず。チャラパルタの達人ヘシュス・アルツェが仲間たちと描き出した、木と鐘の響きが織りなすバスクの心象風景。究極のミニマル音楽がここにある。
■1999年に発売された『ヘシュス・アルツェと仲間たち/キリコケタ』(ERPCD-5926)の廉価盤再発です。
解説:中村とうよう 各務美紀
■曲目:
1. アルアス村の鐘 その1
2. エスパタダンツァ -剣の舞-
3. チュリチョ・ベリ
4. 小夜鳴き鳥の旅立ち
5. 燃えさし
6. ロハ・ロア
7. 山鶉(ヤマウズラ)
8. マスクライツ
9. アルアス村の鐘 その2