説明
生梅 2010年4月結成。アイルランドの公式紋章でギネスのマークにもなっているハープと、アイルランド特有のバグパイプであるイーリアンパイプスという、アイルランド本国でも珍しい組合せのデュオ。
アイルランドの音楽はもちろん、北欧や日本、オリジナルの曲を演奏している。
結成半年後に参加したCCE JAPAN主催のシャムロック祭にて観客投票による「ベストパフォーマンス賞」を受賞。
2011年3月、初のCD「生梅開店」を自主製作。
これまでに3度の関西ツアーを行っている。
デュオ名は2人の名前から。
1. The Gate In The Fog (Naomi Nakahara) The Gate In The Fog March / The Gate In The Fog Jig / Dancing On The Knee
2. Opening Slip Give Us A Drink Of Water / Port Na Siog / Hardiman The Fiddler
3. The Fairy Boy
4. ほいっすりーる Cooley’s / Joe Barne’s
5. 桜 荒城の月 (滝廉太郎) / さくらさくら
6. Beer&Piper The Glass Of Beer / The Kitchen Piper
7. Puck’s Wedding (Chiaki Umeda) The Church / The Letter / Felix’s Reel
8. 7 minutes! The Piper’s Picnic / The Gold Ring / Aghaidh Jhanuis / I’m Waiting for You
9. 森の砂時計 (Naomi Nakahara)
イーリアンパイプス、ホイッスルの若手奏者中原直生と34弦ハープ奏者梅田千晶によるユニット『生梅』
女性のイーリアンパイプス奏者というのは珍しく、それだけでも必聴、必見なのだが、ハープの奏でる雄大さとイーリアンパイプスやホイッスルの奏でる郷愁具合が堪らなく、何度も繰り返し聴くことで、その良さは益々滲み出てくる。いわばスルメミュージック。
スローテンポ~ミディアムテンポの中で繰り広げられる楽曲たちは、遥か向こうにあるアイルランドの大地を想起させつつも、日本の郷土にも実に相性が良いと思わされる。
存在感はあるのに、邪魔にならないこの音色は、実に不思議である。
伝統を伝承しつつ、新たなる境地へ誘ってくれることを期待してしまう素敵なデュオが登場!
●中原直生(なかはらなおみ)Uilleann Pipes、Whistles
小学3年生の時に習い始めたタップダンスがきっかけでアイリッシュダンスを知り、その音楽に惹かれる。
東京芸術大学入学と同時にケルト音楽研究部に入部。その冬からイーリアンパイプスを始める。
アイルランドのセットダンスやシャンノース(古いスタイルのステップダンス)も練習中。
第1回から第3回までの「ICF(Intercollegiate Celtic Festival)」の代表を務めた。
●梅田千晶(うめだちあき)Harp
2005年よりハープを始める。いろいろなハープの演奏スタイルに惹かれ、クラッシックに始まりアイリッシュ、アルパ、ジャズハープ(古佐小基司氏)等、多くのワークショップに参加。
アイルランドでハープはKathleen Loughnane、Janet Harbison両氏に師事。
スウェーデンではニッケルハルパ奏者のLeif Alpsjo氏より伝統音楽を学び、VikstaのSpelmansst確ma(音楽のフェスティバルのようなもの)ではスウェーデン音楽をハープソロで演奏。
アイルランド、スウェーデン両国の大使館イベント等、都内を中心にアイリッシュパブやカフェでのライブを行っている。
イーリアンパイプスはアイルランド特有のバグパイプ。第一公用語であるゲール語で「ひじのパイプ」という意味を持ち、その名の通り口吹き式ではなく、右肘に装着した鞴で空気を吹き込みます。空気は袋に溜まり、そこを左肘で押さえることによってチャンター、ドローン、レギュレーターという管にそれぞれ送られ、リードを振動させて音を出しています。
ハープは、今回使っているのは34弦の小型の物。静かな癒しのイメージを持つ方も多いこの楽器ですが、ここではイーリアンパイプスやホイッスルと一緒にアイルランドの軽快なダンス曲や日本の曲も奏でます!
本国アイルランドでも珍しいこの組合せ。そんな生梅と行く、まだ聞いたことのない世界への旅。
絵本作家、相野谷由起によるジャケットが旅のイメージを膨らませます。
Welcome to Namaume Journey!
“””