説明
シャンソン、ジャズ、クラシック、現代音楽からポストパンクまでを駆け抜ける、
ヴォーカルピアノデュオ「あやちクローデル×イーガル」待望の1stアルバムリリース！
クルト・ヴァイル、武満徹、林光、アストル・ピアソラ・・・
100 年を紡ぐ世界中の唄が、 美しい日本語歌詞に乗せられ路上から劇場までを駆け巡る。
歌手・あやちクローデルと現代音楽作曲家・ピアニストのイーガル、
そして様々な音楽シーンで活躍するミュージシャンをサポートに迎えた、 豪華で繊細、力強くも儚い音絵巻。
演奏:
あやちクローデル:唄
イーガル:ピアノ
ゲスト:
熊坂るつこ:アコーディオン
佐々木Ruppa瑠(KAGERO,YAPANI!):テナーサックス
空中紳士(ex:▲s、タブラクワイエサ):ダラブッカ etc
収録曲:
1.古い唄 (作詞・作曲/イーガル)
2.Bilbao Song
(ベルトルト・ブレヒト 詩 / 岩淵達治 訳詩 / クルト・ヴァイル 曲)
3.Youkali (杉田ヌクモーラ 訳詞 /クルト・ヴァイル 曲)
4.雨に濡れた木馬 (佐藤信 詩 / 林光 曲)
5.ぽつねん (谷川俊太郎 詩 / 武満徹 曲)
6.死んだ男の残したものは (谷川俊太郎 詩 / 武満徹 曲)
7.September Song (杉田ヌクモーラ 訳詞 /クルト・ヴァイル 曲)
8.八匹目の象の歌
(ベルトルト・ブレヒト 詩 / 長谷川四郎 林光・訳 /林光 曲)
9.うた(佐藤信詩/林光曲)
10.Lost Birds~Los Pajaros Perdid(杉田ヌクモーラ 訳詞 /アストル・ピアソラ 曲)
11.竹田の子守唄 (民謡)
12.たとえうた (作詞・作曲/イーガル)
■あやちクローデル プロフィール
唄う空間造形屋。 東京生まれ。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。歌手。
シャンソン歌手・推理小説家の戸川昌子のすすめで、 美大生時代より歌の道へ。 2001年にライヴデビューし、2002年青い部屋にて本格的に歌手活動を開始する。年間の演奏本数は常に250本を超え、低音から高音まで幅広い表現力と圧倒的な存在感、 演劇的なステージングで路上から劇場までを駆け巡る。
レパートリーは幅広く、クルト・ヴァイルやアストル・ピアソラ作品等の現代音楽、林光や武満徹などの日本の 現代曲、ブレヒト・ソング、江戸~大正の端唄・小唄のアレンジ、日本語シャンソン・カンツォーネ、ジャズ、 ミュージカル等、『1920年代からの世界中の詩と歌』を独自の解釈で展開する。 その活動は2007年共同通信社によるインタビューが国内の新聞記事に掲載されたほか、 雑誌・TVなどのメディアにも多数取り上げられる。 また、女優として不定期でミュージカルや音楽劇にも出演している。2010年に製作されたイタリアの音楽家Gianni Gebbiaによる初の映画作品『浅草のブレヒト』に出演・ 楽曲提供。 鎌倉ZEN映画祭準グランプリ受賞。2013年4~6月、パルコ劇場40周年記念寺山修司没後30周年記念公演 『レミング~世界の涯まで連れてって~』(維新派・松本雄吉演出)に出演し、 渋谷パルコ劇場、名古屋中日劇場、大阪BRAVA!巡演。2013年6月、『遊侠サーカス』でドイツの巨大ロックフェスティバル『Fusion Festival』に4日間出演。7月、あやちクローデル×イーガルでイタリア・シシリー島にてコンサートツアーとレコーディングを行い、 イタリアのメディアに絶賛される。
■イーガル プロフィール
東京生まれ。バークリー音楽院にて学位取得。 作曲家、ピアニスト。
作曲を、菊池幸夫、Vok Klenovich、Jim Smith、John Bavicchiの各氏に師事。 ピアノを武藤美奈子、Doug Johnsonの各氏に師事。 作品がアメリカ、カナダ、台湾などをはじめ国内外のコンサートで演奏されている一方、 バレエ、演劇、映画などにも音楽を提供。作品展は既成のホールに留まらず様々な場所で行われ、 その先鋭性と伝統性が共存する音楽が高く評価されている。 ポップスのプロデューサーとしても活躍し、作詞作曲プロデュース作品として響レイ奈(ex.その名はス ペィド、現・野佐怜奈)アルバム「ピストルと女」、 作曲アレンジ作品としてスムースシャンソンの旗手・聖児のアルバム「くちびるに歌を」に楽曲提供他、 数多くの作品を様々なアーティストに提供。またラジオ、テレビ、雑誌でも取りあげられている。
ソニーオーディオ大賞優秀賞、JSCM作曲賞入選など。 著書に「八年の孤独」(国書刊行会)がある。
