説明
日本フォーク・ロック界を代表するシンガー・ソングライターとして、またピアニスト、ギタリストとして70年代初期から岡林信康、あがた森魚、なぎらけんいち、斉藤哲夫などのレコーディングに携わり、ムーンライダーズの前身バンド「はちみつぱい」にも参加して「僕の倖」「夜は静か通り静か」などの名曲を発表、その後はアーリータイムズ・ストリングス・バンド〜ソロとして30年間にわたって活動を続け、近年は早川義夫の再デビューに大きく貢献したことでも知られる渡辺勝が全編アコースティック・アンサンブルによるニュー・アルバムをリリースします。
『シルバラード』とタイトルされた新作は、文字通りのバラード中心のアルバム。しかも、優れた詩人である渡辺勝の歌世界を引き立たせようと、敢えて本人は楽器を持たず、ヴォーカルのみに専念しています。その渡辺勝を支えるのはアコースティック・ギター、ピアノ、ウッド・ベース、ドラムスからなる純アコースティック・アンサンブル。さらにレコーディングは、緊張感と集中力を高めるためダビングなしの一発録音方式で行われました。新世紀を目前にして新たな境地を見いだした渡辺勝の活躍にご期待ください。
1. 立ち止まった夏
2. 冬の朝
3. 夏の終りのラプソディー
4. 東京
5. 君をウーと呼ぶ
6. 星が生まれたよ
7. 闇に浮かんだ50の音
8. 君と空と道と僕と
9. チャーリーのバー
10. TRUTU
