Anyango
Nyatiti Diva

¥3,080 (税込)

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商品コード: JOWI-001 カテゴリー:

説明

ミニマル・テクノの原点を思わせるダンス曲と心地よい日本語バラード。

開放弦特有のサワリと彼女の声の相性の良さに感じ入った。

サカキマンゴー

Anyango (アニャンゴ) プロフィール

アニャンゴこと向山恵理子は、2005年ケニア西部ルオー族の村に住み込み、本来は男性しか弾くことができない楽器ニャティティ(8弦のケニア・ルオー族の伝統弦楽器)の習得・演奏を許された世界初の女性。

映画『ナイロビの蜂』の音楽を担当したAyub Ogataとは兄妹弟師である。

ケニアの国立劇場ともいえる「ボーマス・オブ・ケニア」では、ケニア建国以来初の外国人によるライブパフォーマンスを行い、1000人を越える観衆の前で演奏。

2006年から3年連続で国連の式典で演奏。

2006年に発売されたCD 『NYATITI-LUOの魂-』は、手売りのみにも関わらず、2000枚を完売している。

2007年には、ケニア国内で一躍有名になり、数々のテレビ・新聞・ラジオに出演。

ケニアと日本の文化親善大使としても活躍。

日本全国の小中学校もかけ回り公演活動中。

東京国際音楽療法専門学院の特別講師も勤める傍ら、ガイドブック「地球の歩き方」、雑誌「ソトコト」、「読売新聞」執筆連載など幅広く活動。

2008年5月のTICAD(第4回アフリカ開発会議)の式典では、アフリカ各国の大統領・首脳人の前で演奏。

2008年6月の札幌「よさこいソーラン祭り」には、3000名のダンサーを率いてケニアのニャティティチームとして奨励賞を獲得。

日本ケニア文化教育交流事業代表。

現在その活動は、ライブ・音源製作だけに留まらず、テレビ・ラジオ・講演・執筆・文化交流事業・ダンス教室など幅広く活躍している。

民族音楽の演奏はその民族の演奏でないと本物ではない、と言う人がいるがどうだろう? そんなことを言ったら、ピアノやヴァイオリンの日本人による演奏はどうなるのか。
今や日本人による西洋音楽の演奏は西洋人に勝るとも劣らない。

ニャティティは数あるケニアの民族のひとつルオー族の、男子だけに演奏が許された伝統楽器である。ギリシア神話に出てくるリラに一見似ている。現地の人はケニアのギターだというが、ハープと言った方が楽器学的には正しい。イチジクの木をくりぬいた半球状の胴に牛の皮を張る。

8本の弦は今はナイロンだが昔は雌牛のアキレス腱。楽器を地面に横に寝かせて奏者も座り両手の指ではじく。サワリが効いてビリビリ鳴る。右足首にはガラと言う鉄の鈴、右足親指にはオドゥオンゴという鉄の輪をはめ、ニャティティの木の縁に打ち付けて鳴らしリズムを取る。そして、歌う。

ストリング、パーカッション、ヴォーカルの3 役を1人でこなすのだ。演奏法も音楽そのものもマスターするには難しい楽器である。彼女は世界初の女性ニャティティ奏者となったが、その詳しい経緯は著書「夢をつかむ法則」(角川学芸出版)に詳しい。

大師匠が彼女に言った言葉「世界中に行ってこの楽器を奏でてきなさい。私の行けないところまであなたが行ってこの楽器を奏でてきなさい」。アニャンゴは、この言葉を守り実行している。

アフリカ、ケニア、ルオーの人々にとって、アニャンゴを得たことは、民族の文化、誇りを世界に発信することにつながった。アニャンゴの活動は単なる音楽活動ではない。

それは、ケニアの人が自己の自信を取り戻すという、極めてヒューマンな活動なのである。

1. Thum Nyatiti

2. Dodo

3. マタトゥに乗って

4. Janeko Jaugenya (Live at Kericho)

5. Nabed nade gijo pinje

6. Koblo

7. きみのこえ

8. seda (Live at Siaya)

9. Anyango kamadonje weche ng’eny

10. Nyadundo Gacha ywak pile

11. Ne nyako ma go ogol ogol

12. Thum mora

13. Thum Nyatiti (Pakruok)

レーベル

JOWI music