説明
*このCDはフランスからの輸入盤となります。
*ブックレットにオリジナルの歌詞(日本語とフランス語)は掲載されていますが、日本語解説等は付いていません。ご了承下さい。
日仏のカルチャーと70年代のソウル、ジャズ、R&Bなどのブラックミュージックをベースに、
メロウな歌声と90年代のアシッド・ジャズを彷彿とさせるライヴ感あふれるサウンドが満載!
次世代の扉を開く一枚!
日本人とフランス人の両親を持ち、ふたつの異なる国のカルチャーで育ったミシェル・ミチナ。
彼女の最初のアルバムとなる「ル・スーフル(日本語で息吹きという意味)」は、フランス語と日本語で表現された新しい何かを予感させる自主制作盤(12曲収録)である。
ほぼ全曲(フランス語7曲、日本語5曲)がミシェル自身の作詞・作曲であり、彼女が大好きな70年代のソウル、ジャズ、R&B色が強いマルチ・カルチャーな音楽の世界を奏でている。
ヒップホップ風グルーヴの「Sista」を始め、力強くファンキーな「Mr.Fish」、R&Bジャズの雰囲気を醸し出した「祈り」、そして「Mon amour」 は日仏両語で唄い上げるラブソングに仕上がっている。
彼女のバックグランドにある日本とフランス、そして幼い頃から自然に触れていたブラックミュージックの3つの文化を一つにするような、新鮮さに溢れるアルバムである。
プロデューサーは、アフロビートグループ「Bibi Tanga &Selenities(ビビ・タンガ&セレニティーズ)」のピアニスト、ステファン・ピット・ルナヴァラン。
バックミュージシャンは、アルファ・ブロンディやマチュー・シェディッド等、数々の有名シンガーのスタジオセッションにも参加している実力派メンバーで固められている。
■曲目:
1. Kimino Basho
2. Mr.Fish
3. Tu ne m’auras pas
4. Emporte-moi
5. Baiser volé
6. Inori
7. Sista
8. Qui est cet homme
9. Misao
10. Watashi
11. Ton souffle
12.Mon amour
◎ミシェル・ミチナによる、アルバム解説
Le souffle(ル・スーフル)、その意味は「息吹」。生きるもの全てがする呼吸。それは自然の力であり、生きるのに不可欠なもの。 息吹は命のはじまりであり、それは歌のはじまりでもあります。ひらめきのように生まれ、命という熱をもち、風のように飛んでいく。 目には見えないけれど体で感じるもの。それは音楽と一緒です。 呼吸が生きるのに欠かせないものであるのと同じく、音楽は私にとって欠かせないものです。 最初はアイディアでしかなかったものが、「Le souffle(息吹)」を吹き込むことで、初めて音となり、曲となり、最後にはアルバムという形で存在する事ができました。 このタイトルには、ここで生まれたものが深呼吸のように、生き生きと、長く、深く、これからも続いていってほしいという願いも込められています。 歌が好きで歩み始めた道。 たどたどしい足取りで作った最初の作品、「premier souffle(プルミエ・スーフル)/最初の息吹」があり、その一歩から大分歩き、人と出会い、つながり、混じって出来上がった作品が「Le souffle(ル・スーフル)/息吹」です。 このアルバムにある一つひとつの曲には特別な思いと、ヒストリーがあります。今の私にたどり着くまでにあった出来事を語るような、そんな作品です。この音楽が皆さんの心に届きますように。〔 ミシェル・ミチナ〕