トゥーリキ・バートシク
ストーリード・サウンズ

¥2,750 (税込)

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商品コード: KJT-001 カテゴリー:

説明

自然とともに音楽を奏でる、エストニアのアコーディオン奏者。
エストニアの首都タリンは「魔女の宅急便」のモデルの一つにもなった古都。
またエストニアはSkypeを開発した国としても知られ、先進のIT技術と伝統的な文化が入り混じる豊かな土壌を生み出している。
彼女はフリーベース・アコーディオンで、エストニアの自然や伝統に深く根ざした音楽を奏でる。
様々な出会いや音楽への想いに彩られた、自然の中で録音された曲を含む、彼女の初ソロ・アルバム。
このアルバムには、彼女の長年の音楽仲間であり、20年以上に渡ってトゥーリキの指導者でもあるフィンランドのピアニスト、ティモ・アラコティラ Timo Alakotilaと、彼女の教え子の一人で、カーリー・ストリングス Curly Stringsのメンバーでマンドリン奏者のヴィッル・タルシ Villu Talsiの二人も参加している。

 

■曲目
1. ダニエルのポルスカ
2. 11月
3. カモメ
4. タイム?
5. レオのスラングポルスカ
6. コーリング・イン・ロウゲ
7. テオ・ザ・タイガー
8. ヨセフィンの子守歌
9. ゼルティーニの秘密
10.ウッシャ
11. ムーン・サルテイション
12. ハンナとベンのために
13. カーリンの花嫁ポルスカ

 

【トゥーリキ・バートシク Tuulikki Bartosik】
エストニア北部ラクヴェレで生まれたトゥーリキには、母親の出身地である南エストニアの森や湿地滞と、父親の出身地でカモメの鳴き声と潮の香り漂う北エストニアという二つの故郷があった。特に母親の祖母は方言であるヴォル語を話し、歌も良く歌ってくれたという。彼女が最初にアコーディオンと出会ったのは8歳の時で、それは父親が子供の頃に演奏していたアコーディオンだった。それ以来彼女は、33年間アコーディオンを演奏し続けている。この祖母の思い出と、ミュージシャンだった父親の存在が、彼女にミュージシャンとしての道を進む最初のきっかけを与えた。
ティーンエイジャーの頃にエストニアのフォーク・ミュージックに興味を持ち始め、1994年にスコットランドを訪れた時、その自然と豊かな伝統に恋してしまい、エストニアやスコットランドの伝統音楽を演奏するようになる。エストニアでクラシック・アコーディオンを学んだ後、さらに伝統音楽を学ぶために、当時はまだエストニアにそれを学ぶ事の出来る専門機関が無かったことから、フィンランドのヘルシンキにあるシベリウス・アカデミーに進学。さらに二度の大戦を通して中立国だった、スウェーデンにおける伝統音楽の発展の仕方についての興味から、ストックホルム音楽大学でも学位を取得。そして2007年にはエストニアに音楽と演劇のアカデミーを自ら設立して、後進の育成にも力を注いでいる。
10年に渡って教鞭をとって来た彼女だが、今は一人のミュージシャンとして作曲、そして演奏活動をしたいという想いから、先生としての仕事を一旦ブレイクしている。

レーベル

Kijtto Music キーヒト・ミュージック