説明
岩手県平泉在住のお菓子職人、吉野崇(36)のシンガーソングライターとしてのデビューアルバム。
サックス奏者、岡 淳が立ち上げたモックヒル・レコードからの第5弾リリースとなる。
30歳で生涯 初の楽器となるウクレレを手にすると同時に歌作りを始めたという異色の経歴を持つ吉野は、その作品の一つ、「大根コン」がNHK「いわてみんなのうた」で2010年4月よりオンエアされ話題となる。
本アルバムでは彼の数年来の友人である岡がプロデュースと録音をてがけ、岩手県一関市千厩町の「角蔵ホール」にて収録された。
2010年にモックヒル・レコードよりリリースされたアルバム「世界中のこどもたちが」(MH-1108)でサキソフォビアと共演した子供たち、「ドリームキッズ」も2曲参加。
収録曲:
1. 春あくび 春の歌
2. ひこうき雲
3. ハムダンス
4. 大根コン
5. 生コン
6. 桜 詩う
7. ビーチ
8. たつキーパー
9. 少年ぶる~す
10. ひこうき雲(インストver.)
11. ちいさな幸
12. ともだちのうた
13. 大根コン(ウクレレver.)
吉野崇(うた、ウクレレ)
古川大(ピアノ、編曲)
ゲスト:
岡 淳(サックス、フルート、篠笛)
吉野正子(缶三味線)
ドリームキッズ(うた)
録音:岩手県一関市千厩町「角蔵ホール」2011年2月18、19、20日
プロデュース、録音:岡 淳
演奏者プロフィール
【吉野 崇(よしの たかし)】
うた、ウクレレ
岩手県平泉町在住の菓子職人で、健康運動指導士。
幼少の頃から山登り、スキー、田んぼでのアイスホッケーと、父親とともに大自然を満喫して育つ。大学時代に渡米、イリノイ州立大学で人間学を学びながらアイスホッケーを続ける。帰国後は、運動療法士として母の仕事を学ぶ中で、子供達やお年寄りとの活動で音楽の必要性を実感。
2005年、友達の結婚式にてスピーチ代わりに自作曲を披露したことを期にウクレレを手にし、本格的な歌作りが始まる。
素晴らしい出会いや学びをスケッチするように、自分への応援歌として作られたほのぼのする曲達は、時にしみじみ、ゆったり、聴く人たちを魅了する。
2009年春、古川大とユニットを結成(通称takaTAKAα)。
2010年4月、『大根コン』がNHK盛岡放送局のいわてみんなのうたに採用され、朝と夕の一日二回放映。
幼児からお年寄りまで、多世代にファンが増加中。音楽の楽しさや、多くの方々と出会う嬉しさを実感しながら、さらなる活動は進行形である。
【古川 大(こがわ たかし)】
ピアノ、編曲
10才でオルガンを始めて、中学の合唱コンクールで初めて歌の伴奏をした。そのときから、歌のそばでピアノを弾くことは、どんな風であったらいいだろうと考えている。中学・高校の音楽の教員を経て、現在はデザイナー。なぜ音楽やっていた人が?と訊ねられるが、自分では、形のないものをどうにかして結実させる、どちらも同じ作業だと思っている。伴奏は、伴い奏でると書くらしい。歌う人のそばで、奏でる楽器の隣で、寄り添うようにピアノが弾けたらと思う。岩手県一関市在住。