友川カズキ
先行一車 P.S.F. RECORDS YEARS 1993-2010

¥3,056 (税込)

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商品コード: ML20180616 カテゴリー: , タグ:

説明

「夢のラップもういっちょう」「グッドフェローズ」「この世を踊れ」「青い水 赤い水」
「先行一車」そして、ちあきなおみに提供した伝説の一曲「夜へ急ぐ人」…
P.S.F.時代の凄絶なる名曲を集めた新旧ファン待望のコンピレーションが遂に完成!

詩人、歌手、画家、俳優、競輪愛好家、宴会師……。
いくつもの「顔」を持つ、異形のヴェテラン・シンガー・ソングライター=友川カズキが、P.S.F. RECORDSに残し
た傑作群からセレクトした20年ぶりとなるベストアルバム『先行一車』を満を持してリリースする。
40余年をかぞえる友川のキャリアにおいて、まさ起承転々、変幻自在の「表現」活動が縦横に展開された90
年代~00年代。異才ぞろいのバックミュージシャンたちとともに、数々の名作・問題作をコンスタントに発表し続け
てきた【中期】友川カズキの真髄を2枚組全39曲にコンパイルしたファン待望のベストアルバムの登場である。
80年代後半からの沈黙を破り、歌手友川の再生を告げた名曲「武装に足る言葉などないのだ」(93年)。
友川自身の最大の関心事であり続ける競輪場のドラマを綴った異色作「夢のラップもういっちょう」(96年)。ち
あきなおみに提供した「祭りの花を買いに行く」(94年)「夜へ急ぐ人」(96年)のセルフカバー。カルト映画『IZO』の主題歌であり、今や代表曲のひとつとして世界的に認知されるに至った「ピストル」(03年)。あさま山荘事件に題材を求めた「青い水 赤い水」(08年)。友川が敬愛する東西の画家たちをその歌詞世界に召還した人気曲「一人ぼっちは絵描きになる」(10年)。そして表題曲でもある齢60の絶唱「先行一車」(10年)。
P.S.F. RECORDS代表の生悦住英夫氏の急逝によるレーベル閉鎖に伴い入手困難となっているアルバム
も多いなか、90年代~00年代の代表曲を網羅した今作は、新旧の友川ファンにとって新たなマスターピースにな
るだろう。あまりに凄絶で、あまりに独特。どう転んでも一筋縄ではいかない、多彩にしてオリジナリティーのカタマリそのものといえる楽曲群を全身で堪能していただきたい。

「さらにギアをあげて驀進しようとするこの時期の友川さんの音源は、
もし
かすると人間への挑戦状なのかもしれないと思った」
前野健太(歌手/ライナー・ノーツより)

【収録曲】(2枚組/全39曲)
DISC 1(1993-2000)
1 武装に足る言葉などないのだ
2 風の深夜
3 祭りの花を買いに行く
4 まぼろしと遊ぶ
5 少年老いやすく ガクッとなりやすし
6 おとうと
7 夏のアカネ
8 桃源
9 グッドフェローズ
10 水には映らない
11 もろびとの無常
12 春は殺人
13 ぜい肉な朝
14 夢のラップもういっちょう
15 夜へ急ぐ人(ちあきなおみに捧ぐ)
16 遊行
17 娘のカノン
18 また来ん春
19 いくつになっても遊びたい
20 赤いポリアン
21 この世を踊れ

DISC 2(1993-2010)
1 ジャン・ジュネに訊け
2 エリセの目
3 ボーする日
4 女人ぼさつ
5 顕信の一撃
6 ピストル
7 訳のわからん気持
8 メダカざんまい
9 生きて死ぬという
10 サトル
11 いつか遠くを見ていた
12 カラブラン
13 青い水 赤い水
14 夢の総量
15 絵の具の空
16 青いアイスピック
17 一人ぼっちは絵描きになる
18 先行一車

【友川カズキ プロフィール】
詩人・歌手・画家・競輪愛好家・エッセイスト・俳優・酒豪。真に自立して生きることが忘れられがちな現代にあって、無頼詩人のロマンを奇蹟的に体現するアーティスト。
1950 年2 月16 日、秋田県山本郡八竜村(現・三種町)生まれ。本名・及位典司(のぞき・てんじ)。
1970 年代初め、友川も岡林信康に影響を受け、自身もアコースティック・ギターを独習。それまで書きためてきた詩に曲をつけて歌い始める。75 年、ファーストアルバム『やっと一枚目』をリリース、念願のアルバムデビューを果たす。79年には、頭脳警察の石塚俊明らによるピップエレキバンドをバックに『犬~秋田コンサート・ライブ~」を発表。本作は日本ロック史に残る名ライブ盤として語り継がれ、86 年まではメジャーで、以後インディーで計30作を超える作品を発表。代表曲に「生きてるって言ってみろ」「死にぞこないの唄」「トドを殺すな」、ちあきなおみに提供した「夜へ急ぐ人」などがある。中原中也の詩に曲を突けたアルバム『俺の裡で鳴り止まない詩』(78 年
) は文壇からの絶賛はもとより、中也の遺族をも驚嘆させた。
93年、P.S.F. RECORDSに移籍し、前作から7 年ぶりとなるアルバム『花々の過失』をリリース。すると、現代音楽の作曲家・三枝成彰に絶賛されたこともあり、それまでの廃盤が嘘のようにまたたく間に再プレスを記録。以後、着実にCD をリリースしていくことになる。
2004 年には三池崇史監督のカルト映画『IZO』に出演。主人公の内面を象徴する歌手役として、劇中で5
曲を歌う。また、05 年には若松孝二監督の『17 歳の風景』の音楽を担当するなど映画音楽の分野にも活動
の幅を広げている。04 年に「友川カズキ」に改名。2000 年代からは海外でもその評判が高まり、各地で海外公演を行う。
09 年には、フランス人映像作家ヴィンセント・ムーンによる友川カズキのドキュメンタリー映画「花々の過失」が製作され、同年この映画はコペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭の「音と映像部門」で最優秀賞を受賞し、友川の名がヨーロッパのアート界で知られることになる。同映画は2010年、日本でも劇場公開された。
2014 年にモデストラウンチからアルバム『復讐バーボン』をリリース。そして2015 年、40 余年にわたるキャリア
を総括した自伝的エッセイ『友川カズキ独白録』を白水社より刊行し話題を呼んだ。2016 年にTV ドラマ『毒
島ゆり子のせきらら日記』(TBS 系)に喫茶店のマスター役で出演。2018年には映画『私は絶対許さない』(和田秀樹監督)に出演し、独自の存在感を放った。
彼の作品は特に芸術家や文化人、マニアの間で人気が高いが、そのことは一般の人々には受け入れ難いと
いうことを意味していない。それは表現者としての潔癖な生き方が現象として現れた皮肉な結果なのであり、その
作品が歳を重ねるごとに美しく透明に洗練されていくさまは、今後ますます多くの人々に自分が自分であり続ける
ための勇気を与えていくにちがいない。

レーベル

モデストラウンチ