説明
昨年リリースした”MORNING STAR”につづく新作は、80年代にリリースした自身のアルバムから、
ジャニス・イアン、バリー・マイルス、ドン・セベスキー、ドン・グルーシンなど、
そうそうたる顔ぶれが中本マリの為に書き下ろした
オリジナル曲をピックアップしたセルフカバー・アルバム。
前作同様、オープンリール・テープレコーダーを使用した、フル・アナログ録音。
コーラスやギターのオーバーダビングが施され、
前作とはおもむきを異にしたポップな仕上がりとなっている。
●収録曲
01.Orchids(compose & lyrics Janis Ian)5:11
02.Never Too Late (compose & lyrics Barry Miles)3:54
03.Is This The End? (compose & lyrics Barry Miles)5:28
04.We’re Gonna Make Love Tonight (compose & lyrics Barry Miles)4:59
05.Oops! (compose & lyrics Don Grusin)3:49
06.Don’ Be Afraid of Love (compose & lyrics Barry Miles)4:51
07.The Lady’s In Love (compose & lyrics Barry Miles)4:09
08.Too Many Springs (compose & lyrics Don Sebesky)5:07
09.Sing Our Song Together (compose & lyrics Barry Miles)4:51
10.Loved You So Long (compose & lyrics Barry Miles)5:20
11.Benjamin (compose & lyrics Don Grusin)5:09
12.Zoot Suit Stomp (compose & lyrics Barry Miles)4:05
Recorded at MOCKORY HILL STUDIO, June 17-21, 2013
●演奏者プロフィール
中本マリ (ヴォーカル)
1947年3月26日宮城県仙台市生まれ。
3歳からピアノとクラシック・バレエを学び、10歳からは
東北児童合唱団に所属。
1962年 上京し、東邦音楽大学付属高校声楽科に入学。在学中からポピュラー・シンガーとしてプロ活動を開始。
1970年 本格的なジャズ・ヴォーカリストに転向。
1973年 デビュー・アルバム『アンフォゲダブル』を発表。
1978年 スイングジャーナル誌の読者人気投票で、ヴォーカル部門の第一位に選出され、以降8年連続で
ポールウィナーとなる。
1979年 発表の『アフロディーテの祈り』で同誌ジャズ・ディスク大賞特別賞を受賞。
これを期にスイス・モントルー・ジャズ祭に2年連続で出演。以降レコーディングはもとより、ラジオの
パーソナリティも務める。
1985年 水島早苗賞第一回グランプリに輝く。
1990年 〝オール・ジャパン・ジャズ・エイド〟の発起人となる。
1991年 アルバム『ヴォイス』でスイングジャーナル誌ジャズディスク大賞日本ヴォーカル賞を受賞。
1992年 同誌の読者人気投票で6年ぶりに通算9回目のポールウィナーとなる。
1995年 阪神淡路大震災のチャリティー・コンサートの発起人となる。
レジー・ワークマン・トリオと全国ツアーを行い、同トリオでアルバム『サマータイム』を録音。
1996年 シダー・ウォルトンらとニューヨークでアルバム『ホワット・イズ・ラブ?』を録音。
2003年 名手達との円熟のデュオパフォーマンスが堪能できるアルバム『NADECICO』を発表。
2012年 新レーベル、Reama Recordsより『MORNING STAR』を発表。
太田雄二 (ギター)
1982年4月6日生まれ。O型。多摩育ち。
13歳の時にヴァン・ヘイレンに憧れギターを始める。
18歳ごろ友人の影響でジャズに興味を持ち、同時にジャズギタリストの宮之上貴昭氏に師事。
同氏の元で5年間、ジャズの研究をし、卒業後は宮之上ジャズギター道場の講師も務める。
2004年の横浜ジャズプロムナードコンペティションではソリストとして洗足学園音楽大学賞を受賞。
2008年、同コンペで、自己のオルガントリオ”NO2”にてジャズクラブ賞を受賞。
また同年、UZU recordsより”First Album”を発表。