説明
アイルランドの笛とノルウェーの弦楽器ハーディングフェーレが出会って生まれた、ティプシプーカ+による十篇の物語。
tipsipúcaの二人(酒井絵美、高梨菖子)に中村大史と熊谷太輔が加わったtipsipúca+(ティプシプーカプラス)待望のセカンド・アルバム!
アイルランド神話や日本の昔話もその時々の生活から生まれたものでした。そこにある日常は、今わたし達の過ごしている日常とつながっています。
古めかしいものだと勘違いされやすい「伝統」は、実は強い個性の集合体で、創造力の底にはこれまで語り継がれてきた色々な物語が優しく逞しく横たわっています。
伝統は、時には恣意的に、時には偶発的に形を変えながら人から人へと受け継がれていき、このアルバムに収めた十の私達の音楽も、そういうものの一部として生まれたものだなと思っています。
みなさんはこれらの曲からそれぞれどんな物語を紡ぎますか?
■曲目 1. とりとめのない話
2. 鮭の神話
3. Genghis Khan’s Polka
4. むかしばなし(雪女 / おばけしめじ)
5. Sakana Jigs(蟹 / 氷下魚 / やまべ)
6. 眠る前の話
7. はらぺこさんとアスパラガス
8. 知床の夜
9. 理不尽な話
10. 長崎のモナハンさん
【ティプシプーカ+のプロフィール】
アイルランドの音楽をバックグラウンドとして楽曲を手がける高梨菖子(ホイッスル、コンサーティーナ)と、その楽曲に独自のセンスで命を吹き込む酒井絵美(フィドル、ハーディングフェーレ)によるデュオ。様々なジャンルで活躍するミュージシャン、中村大史(from John John festival, tricolor etc.)と熊谷太輔(from バロンと世界一周楽団, セツメロゥズetc.)が加わり、tipsipúca+(ティプシプーカ プラス)としてより広がりのあるサウンドに。
tipsipúca(ティプシプーカ)とは、英語で「ほろ酔いの」という意味の言葉“tipsy”とアイルランドの妖精“púca”をくっつけたもの。
tipsipúca+として、2014年にミニアルバム「tipsipúca+」を発表(非流通盤)、2015年6月にフルアルバム「Growing」 を発表。tipsipúca (duo)として、2016年にフルアルバム「duo!!」を発表。