ル・バルーシュ
ルーツ・ミュゼット

¥2,096 (税込)

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商品コード: TAKI-6005 カテゴリー:

説明

シャンソンと同時期に愛されたダンス音楽「ミュゼット」 このサウンドを心から愛している 5 人組、それが「ル・バルーシュ」
■“霧”のニーナ Nina la brume (Anne Ratsimba)  歌 Chant 1979 年、マダガスカル生まれ。3 歳の時にフランス中央部ブルボネーに移り住む。ギタリストである父からジャズやボサ・ノヴァを知り、同じくギタリストである兄からオルタナティブ・ ロックやパンクを知る。16 歳の頃からジャズ専門のラジオで働きながら、シンガーとしての活動をスタートさせる。フランスやアメリカで活 動するミュージシャンとセッションを繰り返し、 R&B やジャズ、パンク、エレクトロ・ミュージックをバックボーンとし、自らの唱法を確立していった。また、音楽や演劇、サーカスを融合させた子供向けのショーをプロデュースするという 活動も行っている。2010 年、様々な音楽に対応できる実力のあるシンガーを探していたル・バルーシュからの要請を受けバンドに加入。確かな歌唱力に加えパフォーマンスで観客を魅了できる、極めて存在感のあるシンガーである。
■“吊りヒモ”フローレン Flo la Bretelle (Florent Sepchat)  アコーディオン Accordeon 1981 年、フランスのノルマンディー・カーン生まれ。9 歳からアコーディオンを始め、15 歳でドラマー/シンガーである父親のバンドで演奏活動をスタートさせる。 音楽教師になるために入ったトゥールのミュージック・スクールで、一時期アコーディオンが時代から外れた楽器なのではないかという疑念を抱きベースやピアノに転向したが、 クラシック、ロック、ファンク、ジャズ、ワールドからコンテンポラリーやシャンソンまで様々な音楽に親しみ、リシャール・ガリアーノの革新的なアコーディオンのアプローチ に感銘を受けたことで、アコーディオンに新しい可能性を見出した。以来、彼はル・バルーシュの他に、ジャズやファンクを演奏する「ラ・グトネ」というバンドや、 ヴァルカン・グルーヴの「イグランカ」というバンドなどでも実験的な演奏を試みている。コンポーザーとして極めて高い能力を発揮し、鋭い感覚を持つフローレンだが、 普段は笑みを絶やさないとても温厚な人柄である。
■“バスク”のペドロ Pedro le Basque (Pierre Mager-Maury) マヌーシュ・ギター Guitare manouche まるで恋人のようにギターを愛するペドロがギターに興味を覚えたのは、父親が彼にギターのコードを弾いて聴かせたのが始まりだった。ギターにのめり込んだ彼は、 レゲエ、メタル、シャンソン、フラメンコというスタイルを経てジャズを演奏するようになる。そして、ル・バルーシュのメンバーと出会ったトゥールのミュージック・スクールで、 ジャンゴ・ラインハルトと 30 年代のミュゼットに傾倒し現在のスタイルを確立した。また彼は、2000 年にフランス国家最優秀職人章を授与されたギター職人アラン・レフォールのもとで ギター作りを学 んでおり、自らのマカフェリタイプのギターも彼自らが作り上げたものである。また、ル・バルーシェの他に「マダム・イルマ」というジャンゴ・ラインハルトを 彷彿とさせるバンドのメンバーでもギターを弾いている。フランスの文化的・音楽的遺産を守り通したいという意志を持つ一方、大の親日家でもあり特にマンガ・アニメは日本人以上に造詣が深い。
■“電球”ダヴィデ David l’Ampoule (David Forget) コントラバス Contrebasse 1977 年、フランスのペリグー生まれ。ギタリストでありシンガーでもある父の影響でシャンソンに関心を寄せるようになり、12 歳から作曲を始める。幾年も旅をして暮らすという 生活を送っていたが、ある時、トゥールでジャズベースを学ぶことを思い立ち、そこでル・バルーシュのメンバーと出会う。ヴォルテールやカルロス・カスタネダを愛し、メンバーの 中で最も哲学的で内省的である彼はシンガーとしても活躍しており、シャンソニエ(風刺的シャンソンシンガー)風のスタイルも彼の演奏のバックボーンとなっている。 音楽は、セルジュ・ゲンズブール、ジョルジュ・ブラッサンス、フレーヘル、ギュス・ヴィズール、ジョー・プリヴァなどを好んでいる。
■“税金” のジャンジャン Jean-Jean la Taxe (Jean-Francois Caire) ドラム Batterie, annonce 1979 年、フランスのノルマンディー・ルーアン生まれ。5 歳から 13 歳までヴァイオリンと歌を音楽学校で学び、17 歳からドラムとパーカッションを演奏し始める。20 歳からトゥールの ミュージック・スクールに在籍するかたわら、別のミュージック・スクールにも在籍しサンバを始めとするブラジル音楽も学ぶ。バンドに参加するなど、メンバー随一のマルチ・タレントぶりを発揮している。またサウンド・ペインティング・オーケストラ をはじめ、数々のプロジェクトに参加し、2002 年にル・バルーシュの母体である、音楽集団「ラ・ソーグルニュー」を設立、ディレクターを務め、自身もル・バルーシュを含め3つのバンドに参加するなど、メンバー随一のマルチ・タレントぶりを発揮している。

曲目:
1. Quand il m’écrit 彼が私に手紙を書く時
2. Gallito ギャリート
3. Florent la Bretelle “吊りヒモ”フローレン
4. TSF
5. La valse des costauds 元気な奴らのワルツ
6. Jalousie dub ジェラシー・ダブ
7. Soir de dispute 口喧嘩した夜
8. J’ai l’cafard! 気が滅入ってるの
9. Turbulente 騒がしくて
10. Jahva ジャバ
11. Les triolets 3連符
12. Mon drôle 楽しい人を探して
13. C’est un petit bal de musette ミュゼットにぴったりのバル

レーベル

Harmony Fields