説明
「私は、ギターを弾く。生まれる旋律のために。その部屋のために。そして自分のために。」 中村大史
指先に込められた静かな情熱。新世代アイリッシュ・ミュージックの中心ミュージシャンが奏でる、クラシック・ギターのソロ演奏によるアイリッシュ・ミュージック。穏やかな”ギターがある風景”。
O’Jizo、tricolor、John John Festivalなど多様なバンド活動、楽器との出会い、共同製作を重ね、それらの音楽性に影響を受けながら自身の感性を洗練、構築する中村大史が、初めてのソロ・アルバム「guitarscape」をリリースします。モチーフとしているのはアイリッシュ・ミュージック。アイルランド伝統音楽特有のリズムではなくメロディーに注目し、全編にわたり丁寧な一筆書きのような落ち着いたテンポと音色で奏でています。「聴き込むことも聞き流すこともできるアルバムを」というテーマで作られた今作は、自身が立ち上げるレーベル「single tempo(ひとりのテンポ、それぞれの速度)」が示すように、数々の活動を平行する中村大史ならではの表現、音楽とそれがあるべき風景への哲学が感じられるものとなっています。
■収録曲目 :
1. Aghaidh Jhanuis
2. Last Train
3. Planxty Dermot Grogan
4. Hornpipes
5. Reels
6. Jigs
7. Factory Girl
8. Fanny Power
9. Slip Jigs
10. Hourglass
11. Eleanor Plunkett
12. July 22nd
【Hirofumi Nakamura 中村大史】
1985年北海道生まれ。音楽家。tricolor、John John Festival、O’Jizo等数々のアイルランド音楽バンドのメンバーとして活躍する一方、アコーディオンデュオ momo椿*では舞台出演やコンテンポラリーダンスの音楽を担当するなど、活動は多岐に渡る。東京藝術大学音楽環境創造科卒。2015年春、季節と日々の生活に寄り添う食事と音楽をテーマにした「食堂・音楽室アルマカン」を吉祥寺にオープン。アニー”の愛称でも知られる。
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