説明
https://youtube.com/watch?v=LvAv25UBRF8%3Frel%3D0
ヨーロッパの西の果て、ケルトの地―アイルランド、スコットランド、スペイン(ガリシア)そして東の果て、日本のオキナワ。悠久の時を経て受け継がれてきた物語、かの地に宿った幾多の人々の想いを、歌声にのせて、海を渡り国境を越えてゆく…。
アイルランドよりギターの名手Seán Whelan、元Nightnoiseのフルート奏者Brian Dunning、世界的なライアー奏者John Billing、スペイン・ガリシアのトラディショナル・バンドA Banda das Crechasなど海外のミュージシャンも多数ゲストに迎えた高野陽子の8年ぶりの2ndアルバム。
タイトルのMoruadh-モルーアとは古いアイルランド語で「海の歌い手」「人魚」の意。
隔たりも境界もない海の世界で歌う人魚のように、このアルバムが世界の人々の心、
そして異なる文化をつなぐ架け橋の一つとなることができれば幸いです。
■収録曲
1. Chove en Santiago / サンティア-ゴに雨が降る
2. An mhaighdean mhara
3. Dúlamán
4. 月ぬ美しゃ 5. The quiet land of Érin(Irish air) ~ ‘S muladach mi ‘s mi air m’aineol
6. She moved through the fair
7. Greenwood side~Ale is dear(Scottish reel)
8. いつも何度でも
9. No niño novo do vento / 風の中のヒナの巣
10. 恋ぬ花 /沖縄民謡
◆高野陽子 Vocal, 三線(4),ライアー (8),バウロン(3)
◆Guest Musician
~from Ireland~
Seán Whelan / Acoustic Guitar(1,2,6), Spanish Guitar(1), Mandolin(1,6)
Brian Dunning / Uilleann Pipes, Flute, Whistle(1)
John Billing / Lyre(4,8)
~from Spain,Galicia~
A Banda das Crechas (9)-Manuel Amigo / Gaita,Chorus
Quim Farinha / Violín Santiago Cribeiro / Accordion
Xabier Olite / Electric Bass Pablo Dalama / Sax
L.A.R. Legido / Drums Chus Bello / Acoustic Guitar
米村俊 / Ocarina(9) Paparolo / Chorus(9)
~from Japan~
吉田文夫 / Button Accordion(5,7),Chorus(5)
kumi / Irish Harp(5,7) 笠村温子 / Fiddle(7)
上原奈未 / Irish Harp(6,10) Synthesizer(10)
◆高野陽子 プロフィール
ケルト圏の伝承歌や沖縄の島唄など、様々な地を旅して出会った物語やメッセージを自由な感性で未来へと歌い継ぐ。高校時代より音楽活動を始め、2004年の渡愛を機にケルト音楽に傾倒し本格的に始動。これまでに度々ケルト諸国を訪れ研鑽を積み、海外での公演も好評を得る。ケルト音楽ユニット、またライアー(竪琴)や三線の弾き語りソロの他、国内外の様々なアーティストと共演。2010年1stCD「Leem」発売。2015年関西のケルト・コンピレーションCD「ケルトシットルケVol.4」に参加。