説明
スウィング・カリブ” カリブ海はスウィング・ミュージックの宝庫なのだ!
これは事件です!
フレンチ・カリブの華と謳われ、優雅なヴァイオリンと跳ねるビギンのリズムで聴く人を魅了したクレオール・ミュージックのエッセンス、MALAVOI マラヴォワの処女録音、遂に復刻(全14曲中12曲が初CD化)!
数あるカリブ海の音楽の中でも、その優雅さと野性味で一際個性的な存在だったのが、マルチニック出身のマラヴォワ。未だに彼らを超えるグループが現れないことも、彼らの個性を証明しています。
彼らがヴァイオリンのマノ・セゼールを中心にグループの活動を本格化させた1969年に2回のセッションで、16曲を録音。
その内の12曲を収録。さらによく1970年に録音された2曲を加えたこのアルバムは、マラヴォワの処女録音を含む最初期録音集。当時のレコードを入手することが不可能だっただけに、まさに待望(奇跡!)の復刻盤です。
そして驚くのは、すでにデビュー時にしてあの””マラヴォワ・マジック””と呼ばれたサウンドがほぼ完成していることです。40年近くも前に、自らの伝統(ビギンやマズルカなど)にリスペクトしながら、こんなにもポップでスウィングする音楽を作りだしていたとは、まさに驚きです。
ピアノは『ビギン・リフレクションズ』(オルターポップ)のアラン・ジャン=マリー、後にリーダーとなるポロ・ロジーヌもヴィブラフォン!で参加。カリブ海〜ワールド・ミュージック・ファンはもちろんのこと、ジャズ・ファンにも是非、聴いていただきたい今年の一押し再発見アルバムです!
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