説明
1951年生まれ。日本フォークの初期70年代初頭から横浜を中心に今に至るまで30余年ライブやレコーディング活動を続けている。横浜野外音楽堂や市内のホールでは、頭脳警察、めんたんぴん、憂歌団やクリエーションなどとも共演し、音楽史を語る上で欠かせない存在と言える。
自身が日の目を見たのは80年に徳間ジャパンからリリースされた「死ぬまで踊り続けて」である。そのアヴァンギャルド音楽は多くの聴衆を驚かせた!!しかし、彼の本質はそれだけでなく、あらゆるジャンルのエッセンスを吸収、昇華し、幅広いスタンスでそれらを表現する表現力!!その表現力の一つに詩の世界がある。
彼の描く詩世界たるや、各方面での評価が実に高い!そんな彼にようやく本来の詩世界での表現方法をよりシンプルに、より深くを追求したのが本作である!!
演奏自体、よりシンプルにし、言葉の世界を前面に出しているようで、かといってメロディにも引きつけられると言うような何とも不思議で幻想的な世界へ引きずり込まれていく。
70、80年代からのファンにももちろん聴いて頂きたいがこれで初めて彼を知る方々にも是非聴いて頂きたい。それこそ、はぴぃえんどや高田渡、エンケンなんかを聴いてる人達にももっと評価されるべき人物なのではないでしょうか。
1. 永遠の雨
2. 海の上を渡る人の群れ
3. あの日のチャイナ・タウン
4. 漓江下り
5. 水をあやつりながら
6. 炎の中を走り続けて
7. 逆流
all songs writen by 吉野大作
produced by 谷口江里也
arranged by ロケット・マツ(PASCALS)
吉野大作:vocal,guitar(on 4&7)
ロケット・マツ(パスカルズ):keyboard,accordion,nelodeon
金井太郎(パスカルズ)::guitar(on 3,5&6)
松井亜由美(パスカルズ、こまっちゃクレズマ)::violin