説明
2000年、12歳でデビューを飾り「透き通るような美しいファルセット」と評されたアネライカラニのサード・アルバム。
若手天才シンガーとしてハワイ内外で大きな注目を集める彼女が歌う、トラディショナル・ハワイアン・ソング。
■ライナーノーツより
今ハワイにおいて、若手女性シンガーの中でトラディッショナル・ハワイアンソングを歌わせたらNo1なのがアネライカラニだろう。彼女は若干12才でデビューし、2000年にはデビューアルバム「ANELAIKALANI」をリリース。ハワイにおけるレコード大賞ナ・ホク・ハノハノ・アワードにもノミネートされるなど天才少女ぶりを大いに発揮し、当時話題を呼んだのも記憶に新しい。また、アネラの特筆すべき点は彼女自身がフラ・ダンサーであること。彼女のステージを観ていると、歌いながら自然にフラのハンドモーションが出て来たり、歌の意味に合った表情が見受けられる。これはハワイ言語の歌を唄う上でもとても重要なことで、現在18才の彼女がハワイ文化の一つであるフラ、そしてハワイ語の意味を熟知しているから成せることである。アネラの歌声は声量があり、パンチの効いた声でありながら時に優しく、感情豊かに包み込む。そのギャップが聴く者のハートをつかんで離さないのだ。その他歌が上手で声が良いといわれるシンガーとの違いがこの辺りにある。このアルバムも魅惑のアネラ・サウンドがギュッと詰まっていて、あなたを心地よいハワイに誘ってくれるだろう。
フラレア編集長 平井 幸二
1. Ko Galie(コ・ガリエ)
2. Pua ‘Olena(プア・オレナ)
3. Ku’u Hoa(クウ・ホア)
4. A Hawaiian Lullaby(ハワイアン・ララバイ)
5. Makalapua(マカラプア)
6. Pohai Ke Aloha(ポハイ・ケ・アロハ)
7. Song of the Islands(ソング・オブ・ザ・アイランズ)
8. Waikaloa(ワイカロア)
9. Pua Carnation(プア・カーネーション)
10. Noho Paipai(ノホ・パイパイ)
11. Once in a Lifetime(ワンス・イン・ア・ライフタイム)
12. Manatua(マナトゥア)