Ky+Bala Dee
Out Of Place

¥2,619 (税込)

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商品コード: OPJP-CD-1007 カテゴリー:

説明

仲野麻紀とヤン・ピタールによるユニットKy[キィ]。彼らが探る、即興を軸にした音の旅は、現代と伝統の間に。

2009年アフリカラーフェスティバルにて、ブルキナファソの伝統楽器バラフォン奏者、ムッサ・ヘマと共演した 仲野麻紀は、そのより深い音を探るべく現地バンフォラに赴き、相互の持っている音を共有する「歩み寄り」という方法で、Bala Deeを発起。

2010年3月、パリ郊外の街Guyancourtから、アーティストレジデンスとしてBala Dee(木の音、の意)は選ばれ、約3週間の制作期間と、小学校での授業、コンサートを実施。その後フェスティバル等で演奏活動を続けています。

member

Moussa Hema (balafon)

Bachir Sanogo(kamale n’goni,voice)

Gaston Zirko (drums )

Yann Pittard (bariton guitar,oud,fx)

仲野麻紀(sax,metal-clarinet,voice)

1. Ce palot fou(狂わしいキス)

2. Sanjiye(喜びの雨)

3. Uta no niwa(歌の庭)

4. Les courses(かけっこ)

5. Mai kasireta(出発の前)

6. Deni ni kagni(美しい人)

7. Tairyo utaikomi(大漁唄い込み)

8. Onirik pentaphilia(夢のペンタフィリア)

曲解説

1. Ce palot fou/狂わしいキス

仲野麻紀の作曲。

out of placeのアナグラムをタイトルに。

曲の中間では、ムッサによるリズムのバリエーションを全員で演奏。

最後の子供たちの声は、仲野がブルキナファソで採録したもの。

2. Sanjiye/喜びの雨

Yann Pittard作曲。Bachir Sanogo作詞。

西アフリカにおいて、雨が降ることは農作物のめぐみに直結。

3. Uta no niwa/歌の庭

仲野麻紀の作詞、作曲。

文化人類学者レヴィ=ストロースの友人であり、氏の装丁にも使われたドイツの画家、
アニタ・アルビュスの絵本にでてくるタイトル「歌の庭」からのタイトル途中フランス語の歌詞は、2011年、震災、原発によって土地をなくした人々への追悼。

4. Les courses/かけっこ

エリック・サティの作曲。

彼の諧謔的な作風が表れている曲。

yann Pittardによるアレンジ。

スティーブ・ライヒを思わせるバラフォンの音に、実際の競馬の中継が重なり、テーマに突入する。

5. Mai kasireta/出発の前

moussa Hema作曲。

5拍子のなかでうごめくポリリズム。本作でのmoussaのソロが聞きどころ。

仲野、ピタールによるアレンジ。

6. Deni ni kagni/美しい人

Bachir Sanogo作曲。

男女関係なく、美しい人(人間)への賛美。

7. Tairyo utaikomi/大漁唄い込み

Folklore Miyagi (north Japan), arr. MN & YP

宮城の民謡。

今年起こった東北大震災への追悼。そしてアフリカ人達がコーラスで歌うことによる、連帯。

8. Onirik pentaphilia/夢のペンタフィリア

Gaston Zirko作曲。

途中ベルベルのフレーズリズムが出て来たりするが、基本的には3拍子の上で繰り広げられるポリリズム。

レーベル

openmusic