説明
14曲目「接吻」(黒海沿岸の伝統曲)のPVです。
夢、旅、想像力。南仏、地中海、西アジア。 多彩な楽器の音色と魅惑の声が織りなす、音楽夢幻紀行第二弾!
デビュー作『シ・ラ・マール』は「海」をテーマにしていたが、新作のテーマとなっているのは「天」。船乗り達にとっては、行き先を教えてくれる目印であり、降らんばかりに夜空に散りばめられた星の瞬きが、実は何億光年も前に星が煌めいた時の記憶でもある…。
今回もオクシタニア、ギリシャ、トラキア、そしてイランへと彼等の旅は続きます。一つの曲が様々な言語で歌い継がれるという彼等ならではのスタイルがより昇華されています。特に二人の女性歌手、マリヤムとマリアの歌の比重が大きくなり、さらに幻想度が高まっています。また『マンヴィエル+シュアレズ/タンデム』(MM誌2011年ヨーロッパ他ロックで1位!)で話題を呼んでいる声の魔術師アンドレ・マンヴィエルもゲスト参加しています。
オネイラはイランの血を引くパーカッショニスト、ビージャン・シェミラニの夢から始まった。ペルシャ古典声楽を学んだ妹のマリヤムとともに、伝統音楽をベースにしたイマジネティヴな音楽の模索。
そこにギリシャ出身でトラッドとクラシックの両分野で活躍する女性歌手マリア・シモグルー、同じくギリシャ出身でジャズ・クァルテッとも結成しているネイ奏者のハリス・ランブラキス、フランス中央山塊地方出身で、アル・ディ・メオラに師事し、現在もディメオラと一緒に世界をツアーしているギタリストのケヴィン・セディッキ、そして南仏オクシタニア出身で、千年の歴史を持つ楽器ヴィエル・ア・ルー(ハーディー・ガーディー)奏者として地中海トラッドとエレクトロニクスを融合させた革新的バンド、デュパンの中心メンバーだったピエール=ローラン・ベルトリノが加わった。
2006年に始まった彼等の楽器の音色と声のハーモニーの旅が、2010年に一つの作品を生み出した。それがデビュー作となる『シ・ラ・マール』(オルターポップ ERPCD-16015)で、その時空を超えたイマジネイティヴなサウンドは高く評価された。
曲目:
1. 天
2. 今宵真夜中
3. 11拍子
4. 魔女
5. 道
6. ラ・ブルディック
7. ハッサンとシャービ・マジヌーン
8. 21拍子
9. 友よ、いつかその時に
10. 最愛の人
11. 魔女の予言
12. サナマ ラヴ・ソング
13. 霧
14. 接吻
15. 風の中に ~ディープ・ブルー