説明
演奏されている曲はこのアルバムには収録されていませんが(前作)、彼等の魅力を知るに最適な動画です。
“Amazing Voice”(NHK-BSプレミアム)「マルセイユのブイヤベース篇」で紹介され、 問い合わせが殺到! 南仏マルセイユの刺激的男声ポリフォニー・コーラス、 5 年ぶりの新譜が遂に発売!
南仏マルセイユは、地中海そして北アフリカの玄関口として古代より栄えた湾岸都市でした。またマルセイユは独自の文化を持つことで知られるオクシタニア文化圏の中心都市の一つでもあります。そんなマルセイユで多くのアーティストたちが集まるラ・プレーヌ地区で、南仏オクシタン音楽の重鎮、マニュ・テロンを中心に2001年に結成されたのが、ルー・クワール・デ・ラ・プラーノ。”Amazing Voice”でもマニュ・テロンは重要な役割を果たしていて、彼が結成してる別ユニットのチン・ナナ・プーン(オルターポップ)も紹介されていました。
2003年に宗教典礼歌を集めた”Es lo titre”、2006年にダンス歌曲集で日本でも話題を呼んだ『明日があるさ』(オルターポップ)を発表。今回5年振りとなる新作『マルシャ!(O.K.!順調!といった意味)』は、インパクト十分のジャケットデザインとともに、フランス大統領選挙の結果が「マルシャ!」となることを強く願った内容になっています(もちろん彼等は反サルコジ派)。
「このアルバムには19世紀末のマルセイユの労働者たちの政治闘争の歌と私が書いた政治的な曲が並んでいる」(マニュ・テロン)勇壮かつ優美なポリフォニー・コーラスとパーカッションが織りなす、「生」グルーヴの凄さと説得力に圧倒されます。グナワのパーカッションも加わったスリリングな曲から、身体が小刻みに動き出しトランスしていくポリフォニー・トレピダント、そして歌いながら踊りながら街を練り歩くかのようなファランドルまで、唯一無比の刺激的ポリフォニー・コーラスです!!
■収録曲目:
1. 別離
2. ワル
3. マルセイユ・マフィアのマズルカ
4. 聖トロフィマ
5. われらが国
6. ヤリ烏賊とキックスクーター
7. ラ・リベルタ
8. 区々のファランドル
9. 聖職者が嫌い