説明
今や東京ブラジルシーンの屋台骨を支える存在となった 7弦ギター奏者 尾花毅。かたやブラジリアンギターに大胆なエフェクト、即興性を取り入れ、シーンに一石を投じてきた 中西文彦。
出会いから長い年月を経て紡ぎ出されうる自由自在のアンサンブルは合わせて13弦の奇跡的な響き。ブラジルの素晴らしいギター曲に加え、それぞれのオリジナルを含む全9曲。
収録曲:
1. Rio de exageros(guinga)
2. Parede de placa(obana)
3. Choro Sim, Por Que Nao(peranzzetta)
4. Salvador(gismonti)
5. Vuelvo al sur(piazzla)
6. E de lei(baden)
7. Agua de beber(jobin)
8. Parede enormo(nakanishi)
9. Sertao(moreno)
尾花毅(7弦ギター)
幼少期をドイツで過ごしクラシックギターのレッスンを受け始める。
学生時代はエレキギターで自作曲を演奏するプログレッシブハードロックバンドにて都内近郊のライブハウスで活動する日々を過ごす。
あるきっかけで耳にしたブラジル音楽に衝撃を受け、一切エレキギターを弾かなくなり再びクラシックギターを手にする。
様々なブラジルの音楽から影響を受けてきたが、7弦ギターを手にしてからは特に古いサンバやショーロから多大な影響を受け現在に至る。
7弦ギターの特長を生かし幅広い音楽を通して身に着けたプレイスタイルでクラシック、JAZZ、ブラジルまで広範囲のユニットに参加する他、
ブラジルから来日するミュージシャンのサポート等、数多くのライブをこなす日々を送っている。
中西文彦(ギター)
中学時代からギターに目覚め、パティー・スミス、トム・ウェイツ、トーキングヘッズなどニューヨーク系のサウンドに強い影響を受ける。
後年、東京から移り住んだ湘南で突如ブラジル音楽に傾倒、バーデン・パウェルのギターに夢中になる。
同時にクラシックギターにも取り組み中峰秀雄氏に師事。2001年ブラジルに渡り、サンパウロにてソロコンサートを行う。
2006年ピカイアパンデイロスペシャルに参加、2枚のアルバムを発表。
現在は自己のユニットThe Xangos、CANTO!、South Conscious、などの活動を中心に、様々なセッションを展開。
2015年、ガットギター1本によるsoloギターアルバムEngrave on Guitar”を発表、”