説明
本作は2022年10月18日にMUSICASA(東京・代々木上原)で開催された「河内家菊水丸東京独演会」の全貌を集成したものである。
昼夜にわけて披露された「河内十人斬り」は大阪でも口演機会の少ない河内音頭の大作。
併せて口演された二席もあわせCD3枚組にたっぷりと収録。
また、会場はクラシックの音楽ホールとして知られる代々木上原 MUSICASAで、その豊かな響きを高音質のステレオ録音でおさめた決定版。
◇ブックレット内容◇
48Pのカラー版で「河内十人斬り」の成立や音楽分析などの詳細解説から菊水丸秘蔵写真館まで充実の内容。
「三十年ぶりの東京独演会」河内家菊水丸
「河内十人斬りという演目」児玉竜一(早稲田大学文学部教授)
「ポリリズムとしての河内音頭」大谷能生(音楽家・批評家)
「解題」和田尚久(FRASCO主宰)
「菊水丸秘蔵写真館」「山田参助による装画の別バージョン」ほか
仕様:CD三枚組&48P解説冊子付
*装丁画:山田参助
■収録曲
DISC1
1. 「乃木将軍 伊勢参宮の巻」(34分53秒)
2. 「九代目横綱 秀ノ山雷五郎」(38分53秒)
DISC2
1. 「河内十人斬り 上の巻」(49分57秒)
2. ボーナストラック「菊水丸楽屋トーク その1」(17分27秒)
DISC3
1. 「河内十人斬り 下の巻」(57分18秒)
2. ボーナストラック「菊水丸楽屋トーク その2」(10分39秒)
【河内家菊水丸 プロフィール】
伝統河内音頭継承者
昭和38年2月14日、河内音頭発祥の地 大阪府八尾市に生まれる。9歳で父 河内家菊水に入門。17歳、高校3年生でプロデビュー。吉本興業の旧なんば花月劇場で初舞台。新聞詠(しんもんよ)み河内音頭家元として活動。28歳、リクルート・フロムAのCMソング「カーキン音頭」がオリコンチャートイン。平成4年、皇太子殿下に御前河内音頭をご披露する。NHK「第43回紅白歌合戦」にゲスト出演。大阪市制定・咲くやこの花賞 大衆芸能部門賞を受賞。芸能人キャラクターパチンコ台の第1号「オロチョンパ」を考案。イラク・北方四島・北朝鮮・チュニジア PLO本部・東ティモールなど激動の地で公演。IAAF 世界陸上2007 日本大会の閉会式で河内音頭を歌唱。平成20年から大阪芸術大学の客員教授を勤める。平成22年、橋下徹大阪府知事の依頼を受けて上海万博 大阪の日 盆踊り大会で「日中友好音頭」を口演。平成23年より東日本大震災の被災地で開催の「三陸海の盆」に出演。平成24年、吉本興業の創業100周年記念「吉本百年物語」の開幕公演でオープニング音頭を歌う。平成28年、太陽の搭内部再生事業 広報担当アンバサダーに就任。平成30年、大阪万博誘致活動に於いて「決定祈願音頭」を発表。
過去の出演番組「徹子の部屋」「笑っていいとも~テレホンショッキング」「さんまのまんま」「オールスター感謝祭」※第1回から17回連続出演
現在、伝統河内音頭継承者。八尾河内音頭記念館の館長、和宗総本山 四天王寺 聖徳太子千四百年御聖忌 広報大使、奈良県葛城市 相撲館けはや座 名誉館長をつとめる。スポーツニッポンの連載コラムは30年目に突入。
河内音頭の第一人者として、レパートリー35席を収録した10枚組CD-BOX「河内家菊水丸大全集」、同じく「続・河内家菊水丸大全集」を発表。次なる完結編でレパートリーが前人未到の105席に達する。10年契約で制作した日本コロムビアの「河内家菊水丸 河内音頭秘蔵コレクション」は①~⑩まで全国発売中。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属