説明
アイルランドの名盤を解説したリスナーズ・ガイドをシリーズで出
第1弾のポール・ブレイディ『Welcome Here Kind Stranger』に引き続き
第2弾は日本でも90年代初期大ヒットとなったメアリー・ブラッ
アイルランドでは、56週にわたってTOP30に留まるという驚
タイトル曲は多くのアーティストによってカバーされ、日本でも大
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実は1週間余り、ずっとこkの作品を聴き込んでしhまった。
決して派手ではなく、キャッチーでもないが、聴けば聴くほどに引
(櫻井孝章 週刊FMディスクレビューより)
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三部構成。
一部は白石和良さんによる詳細なライナーノーツ)、歌詞、その対
二部はこのアルバムでメアリーが紹介したアイルランドのソングラ
三部は日本におけるメアリー・ブラックの紹介記事
櫻井孝章さん、北中正和さんによる発売当時のディスクレビュー、
湯川れい子さんによる95年のエッセイ、共同通信によって全国に
五十嵐正さんによる最後の来日直前のロング・インタビュー、そし
また故長田弘さんの『アメリカの心の歌』に掲載されたエッセイも
また書き下ろしで、シンガー・音楽プロデューサーの上野洋子さん
通訳としてメアリーの来日のたびにお手伝いいただいた染谷和美さ
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From the book
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本作こそは、誰もが認める彼女の不滅の代表的な傑作アルバムなの
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実は1週間余り、ずっとこの作品を聴き込んでしまった。決して派
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今日もまた聴いてしまった。(北中正和)
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最後に歌った「ウイズアウト・ザ・ファンファーレ」がいつまでも
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「来日時、ラジオでのインタビュー後、「あなたの質問はユニーク
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「ソング・フォー・アイルランド」で合唱が始まった。
「夜に夢を見た。だれも戦わずにすむ平和な国の夢を」
メアリーは言う。「厳しい歴史の中で、常に私たちに笑顔を与え、
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いつ聴いてもこころをきれいにされる歌がある。アルバムのタイト
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暴力が副産物となる社会機構について、フランスの核実験について
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彼女が初めて日本にやってきたのが、90年のこと。実のところ、
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一日一日を大切に過ごし、そうやって丁寧に歳月を重ねてきた人な
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メアリーの姿は、終始、自信に満ちていた。そこには苦難の歴史を
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「人生が川なら心は舟」という歌い出しの詞のままに、水の流れを
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Contents
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Profile THE MUSIC PLANT
ライナーノーツ:白石和良
歌詞対訳:染谷和美
Songwriters : Noel Brazil
Songwriters : Jimmy MacCarthy
Songwriters : Thom Moore
Disc Review : 櫻井隆章、北中正和
Live Review : 山岸伸一
Essay:上野洋子 ← 書き下ろし!
Essay:湯川れい子
Live Report:共同通信
Essay:長田弘
Long Interview:五十嵐正
Live Review:天辰保文、松山晋也
Essay:染谷和美 ← 書き下ろし!
その後のメアリー・ブラック THE MUSIC PLANT